横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽマッサージ治療室

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たんぽぽ日和

仕方ナイチンゲール(*^^*)

春愁は呟く「仕方ナイチンゲール」

 

春爛漫の頃となってしまいました。

長い更新サボリでした。

さて、「仕方ナイチンゲール」は、103歳の哲代おばあちゃんの口癖だそうです。彼女の本がベストセラーになって、その生き方に多くの人が共感、感動しました。私はまだ読んでいませんが。ニコニコした彼女の顔がステキです。

 

図書館にしあわせを借りる春の夕

 

一昨日図書館に寄ると、予約していた本が、なんと3冊いっぺんに届いていました。そのうち1冊は半年前のリクエスト。借りられるのは2週間です。2週間で3冊と前から借りている1冊を全部読み切れるのか!>_<

ところが、4時半に帰宅してそのまま読み始めた本が面白くて、読了したのが6時半。なんと2時間で「青嵐の庭にすわる」(森下典子)を読みきっていました。これは「日日是好日」という森下典子の著書を映画化するまでの舞台裏の話。樹木希林は、この映画に最期の心血を注ぎ、上映前に亡くなります。久しぶりにワクワクして熱く感動しました。春夏秋冬の茶道の日々をたった1ヶ月で撮ったのです。しかも撮影隊は茶道の素人、その特訓ぶりがすごい!

あと2冊の本も予約するときの思いを裏切ることなく、読みすすめています。「襷がけの二人」(嶋津照)も面白い。多分3冊目の「日光」(朝井まかて)も来週には読めるでしょう。

 

心不全で入院した弟は2週間で退院し、今はその弟と家の大がかりな断捨離をしています。

7月には、私が弟とこの家で暮らすことになります。たんぽぽマッサージ治療室は、縮小して続けることにしました。

色々思い悩む3月でしたが、吹っ切って先に進みます。頑張れ、たんぽぽ!

 

戸に出でよ雲風草木春のもの

春冷えに花嫁の肩の白さかな

薄氷(うすらひ)を踏むやうな月日にも春の来

「入院中」蕎麦屋の店主の春の陣

どの屋根の下にもドラマ春灯り

 

 

 

 

 

 

 

 

如月便り

ようやく更新しました。😥

一月は一日に起こった能登の地震で大変な幕開けでした。1ヶ月経った今でも、まだまだ復興とは程遠い状態が続いています。

 

月末の日曜日、弟が入院しました。心不全です。過去心筋梗塞で2回入院しているので、3回目。今回は救急車ではなく、歩いて病院に行って、そのまま入院しました。

日頃弟なりに努力して、歩いたり体操したりしていましたが、そもそも人の3分の1ほどの心臓の働きしかないので、無理をすればすぐ風邪をひいたり、体調を崩します。

わが弟ながら、今回は弱ったなあ、という印象を拭えません。早く退院してほしい!

 

さて、99歳の患者だったYさんの話です。昨年7月救急入院してから音信不通でしたが、Yさんの家の前を通ると更地になっていて、今は新しい家が建築中です。どうされているのか気になっていましたが、今年になって娘さんから手紙が来て、Yさんは大腿骨骨折で手術を受け、院内感染で10月に亡くなっていたことを知らされました。娘さんも体調を崩されていて、返事が遅くなったことを詫びておられました。

本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

 

夕暮れの大地震(おおなえ)暗転屠蘇気分

凍夜しんとわが身沈むる熱湯(あつゆ)かな

わが十八番(おはこ)炙ったするめ八代逝く

寒満月またもや弟入院す

 

 

 

おめでとうございます❗️🎍

明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします。

 

今年は、九州から息子一家が来て賑やかなお正月を迎える予定でしたが、下の孫がインフルに罹って次々に家族に感染したため、帰省がキャンセルになりました。残念😢

 

というわけで静かなお正月を迎えています。

食材はいっぱいあるので、お節をたくさん作ったり、大晦日は鍋をしたり。

元日には弟も来て、一杯やりながら話していると、携帯に地震速報が・・。能登半島を中心にした大きな地震です。TVの画面には津波や火災の切迫した状況が映し出されました。

逃げてください、というアナウンサーの必死の連呼に、寝たきりの人のいる家や、この寒さの中を避難せざるを得ない北国の人々の心情を思い、気持ちが切なくなりました。

13年前の東日本大地震の日を思い出します。

あの日は母がいたんだなあ、母をマッサージしている時に地震が起こったことなどを弟と話しました。

 

夜、お風呂に浸かりながら、寒い避難所で一夜を明かしている人々に思いを馳せました。

そして、今日も4回のIさんからの電話があって、「足が痛いのよ、どうしたらいいの!」

と神経痛の悲痛な痛みを訴えます。

気功をしても、Iさんの足には届きません。

それでも、話を聞いて、おまじないのように痛みを無くす呪文を唱えます。

 

どうか今辛い思いをしている人たちが、少しでも楽になりますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬくぬくと冬眠したし

ぬくぬくと冬眠したし今朝の雨

 

師走も半ば、じき年の暮れです。

今年はは本当に色々あったなあ。

①Yさん、りょうさんのこと。

②私の手術のこと。

③Aさん、ユキさんのこと。

 

①りょうさんは、このブログにもよく登場した、99歳のお茶の先生であり歌人でもある方です。

私とは文学少女(老女)として、歌集や詩集をやりとりしたり、本の貸し借りをするなど、訪問マッサージ師と患者さんという関係を超えて仲良く交流をしてきました。

そのリョウさんが、7月末に膝を痛めて、緊急入院、以来、梨の礫(ナシノツブテ)になりました。気になって、時々家の前を通って葉書を投函したりしていましたが、つい先日、愕然とした出来事が・・

なんと、りょうさんの家が更地になっていたのです! お茶の先生でしたから、縁側や水屋のある日本家屋に、趣味のいい庭・・そこには、何十年もかけて集めた茶の花がたくさん植えられていました。シモツケソウ、トラノオ、シュウカイドウ、シュウメイギク、ウラシマソウetc

すべてりょうさんが熱心に世話をして、床の間に生けていた花ばかり。

ショックでした。😨

りょうさんに何があったのかは分かりませんが、どうかお元気でいてください、と願うばかりです。

 

②私の人工股関節置換手術は成功して、とても良い経過です。足の軽さを実感しています。^o^

 

③Aさん、ユキさんの事。97歳のユキさんは、脳梗塞で緊急入院され、今も入院中です。認知症が重くなっていたことに加え、右マヒで殆ど全介助になってしまわれました。娘さんに頼まれて老人ホームを探しているところです。

どうか色々なことが上手く運びますように!

 

なんだかんだあって、今年も暮れようとしています。

来年はきっと良いことが待っている年でありますように!!

 

 

 

遠き越後の晒し飴

 

退院して、人工股関節も大分私の足に馴染みました。歩くのがとても楽。

この手術をすすめてくださった、鍼灸師であり理学療法士であるSさんには、退院後も1週間おきに通っていただき本当に有り難かったです。深く感謝。

 

さて、訪問の仕事に復帰して1ヶ月経ちました。

その間入院してしまったAさんも無事退院、残念ながら99歳のYさんはまだ退院できていません。もしかしたら施設に転院されたかもしれません。

どうかまた会えますように!(^^)

 

既読なき友のゐて秋深し

 

親友のSさんも、昨秋から鬱のようで、ラインを既読にしてくれません。

早く長いトンネルから抜けられますように!

 

甘酒の温し今年も冬に入る

曽祖母の遠き越後の晒し飴

 

私が中学生の時99歳で亡くなった曾祖母の所に、繋がりはわかりませんが、毎年新潟から晒し飴が届いて、その到来が待ち遠しかったことを思い出して詠みました。私の一族は信濃人です。小さな小槌で叩いて割って食べた晒し飴、また食べたいなあ。

 

そして、下手くそな色鉛筆画のかぼちゃ。

 

霜月の幸いを煮るかぼちゃかな

 

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