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たんぽぽ日和

堀文子白寿展へ

 

葉山の神奈川県立美術館に行ってきました。

 

最近フットワークが重く、なかなか行きたい所にさっと行かなくなっていた私、友だちを誘ってもなかなか時間が合わず、ええい、思い切ってひとりで出かけてきました。

 

画家の堀文子さん、99歳を記念しての展覧会です。作品数も充実していて、彼女の軌跡がわかりやすく展示されていました。

いつもは画集で愉しんでいた堀文子さんの絵ですが、やはりホンモノはいいなあ。

そんなに混んでいないこともあり、ゆっくりゆっくり堪能してきました。

 

「99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で」という最新刊を買い、海を望むレストランで昼食をとろうとしたら、えらく混んでいて断念しました。

逗子駅のお蕎麦屋さんで鴨蕎麦を食べて帰りました。美味しかった!

 

堀文子の言葉

 

「群れない、慣れない、頼らない」

 

「天の啓示がくだっても、大抵の人はそれに乗ることができません。欲があるから、迷ってしまうのです」

 

「ひとりがいいのです、年をとっても、不便でも。親を背負って飛んでいるスズメなんて、見たことありますか」

 

「自然はいつでも無償の愛で生きている。どんな小さな花でも大木でも、誰にも頼らず人のせいにもしません」

 

「何も持たないことは、すべてを持っていること」

 

展覧会場を出たとき、ああ、まだ堀さんは生きてるんだな、葉山のアトリエで絵を描いているんだな、とふと思いました。