びわの葉温灸について
たんぽぽ訪問マッサージでは「びわの葉温灸」を施術しています。
とても気持ちのいいお灸で、多くの患者さんに好評を頂いています。
どうしてこの療法を治療に使うようになったのか、まぁたんぽぽさんの話を聞いてください。
私とびわ温灸の出会い
はじめて「びわの葉温灸」という民間療法の存在を発見したのは、当時40代半ばで、肺がんの宣告を受けたばかりの夫でした。本を頼りに夫と出かけた成城学園の「ビワの葉療法を普及する会」で、この療法の効果や使い方などの講習を受け、すぐに温灸セットを買って治療を家で開始しました。今では、遠赤外線を利用した温灸の器械を使いますが、その頃は本物のびわの葉を皮膚にあて、和紙、ガーゼを乗せた上から火をつけた「もぐさ」の棒灸を押し付けるようにあてていました。今でも、このやり方で「びわの葉温灸」をしている方は多いと思います。
夫は、自宅で仕事をしていたイラストレーターでしたから、時間のあるときは毎日午前午後1時間半ずつ温灸をしました。夫は、もう至福の時間とばかり、いそいそと横になって温灸を受けていました。たまに私が居眠りをして、「あっちっち!」の声で我に帰ることもありましたが、音楽を聞いたり、おしゃべりをしたりと、夫婦の愉しい時間を過ごしたように思います。
そして夫の亡くなった今もこの温灸は、私の仕事を支え、患者さんの楽しみになっています。今、私は私なりに、この療法を普及しいきたいと思っています。
びわの葉温灸とは?
そもそも「びわの葉療法」は、仏教医学として、お釈迦様の時代からあったそうで、古いインドの経典の中に、びわの木を「大薬大樹」、びわの葉を「無憂扇」と呼んで、生けるもの全ての病気を治す、と説かれているそうです。
日本には仏教の伝来とともに伝えられ、聖武天皇の天平2年(西暦750年)に、光明天皇が創立した「施薬院」でびわの葉療法が行われたとあります。
当時はびわの葉をあぶって患部に押し当て、摩擦するといった方法で、多くの難病患者を救ったと書物に書かれているそうです。
びわの葉温灸の効果
この療法は、びわの葉を患部に置いて、もぐさ、または遠赤の器械をあてることで、びわの生葉のエキスをじわりと身体に注入していくというものです。どんな効果がありますか?と尋ねられたら、今は薬事法の関係から「と言われています」とつけなくてはいけないのでしょうが、「こんな効果があります」と、胸を張ってたんぽぽさんは答えます。
- 疲労回復
- 血行をよくする
- 筋肉のこりをほぐす
- 神経痛、筋肉痛の痛みを緩和する
- 胃腸の働きを活発にする
そのほか、ぜんそく、冷え性、腰痛、五十肩、便秘、慢性病など様々な症状を緩和させる効果が実証されています。
びわこんにゃく療法
びわの葉とこんにゃくは、最高のカップルです。
ここでは、温灸機器や棒灸を使ったびわ葉温熱療法の他に、こんにゃくを使った療法もご紹介します。
「器械では、背中などひとりでお灸ができません。
ひとりでもびわ灸をする方法はありませんか?」
というお問い合わせにも、このやり方はいいと思います。
用意するのは、こんにゃくとタオルだけ。
まずこんにゃくを茹でますが、結構熱くなるので、タオルは2~3枚用意してください。こんにゃくの茹で時間は10分ほど。
菜箸で取り、タオルに乗せて包みます。
当てたいところの皮膚の上にびわのエキス(びわの葉でもいいです)を塗り、その上にタオルを乗せ、さらにタオルに包んだこんにゃくを乗せます。そのまま、20分ほど温めます。
いい気持ちですよ。熱ければ、さらにタオルを挟んでください。
こんにゃくは4、5回使えます。
ひとりで背中にびわこんにゃくをしたいときは、2枚のタオルを縫い合わせて、長いタオルを作ります。
びわエキスを塗り、包んだこんにゃく、タオルの順に乗せ、それを長いタオルで赤ちゃんを負ぶうように、身体にくくりつけるわけです。私はこの格好で、家事や仕事をしています。
がんにも効く?
私の夫は、残念ながら救うことはできませんでしたが、この療法により、肺がんの痛みを緩和することができ、そして免疫を上げるということを固く信じてがんと闘っていました。強い武器ではないかもしれないけれど、「優しい武器」です。なにより、気持ちがいい、いつでもどこでもできる、そして、私の夫がそうであったように、効果を信じる気持ちは、こころの安定やバランスを保ち、がん治療に挑もうとする前向きの姿勢をとるために、とても大切なものだと思います。たんぽぽさんは、この温灸器を購入されるお世話もしています。(割引できます)もちろん使い方も丁寧にお教えします。いつでもご相談ください。
気功について
世の中には、いろいろの気功があります。ヨガ、太極拳などもそうですし、気功の世界は実に奥深いと思います。
たんぽぽさんの使う気功は「量子波」です。
量子波を送ることで、身体の痛みを取ったり、気の巡りを良くし、身体に溜まった滞りや老廃物などを除去する「人を治す気功」です。ぜひ体験してみてください。
ひとつだけ、確信できて言えることは、人の身体は、血液やリンパ液のほかに、「気」の流れがあって、病気はどうやらそれらが淀んだり、詰まったりして起きるのではないか、ということです。
気功をすることで、その詰まりをもとの流れに流してやる、それが「気功師」の仕事だと思うのです。
【遠隔ヒーリングを希望される方に】
量子波は、どこにいてもその波動を送ることができ、またその不思議で素晴らしい力を受け取ることのできるヒーリングです。
たんぽぽさんは、自分の患者さんにいつも遠隔量子波治療をしてきましたが、遠隔だけを希望される方にも量子波を送る治療を始めました。
まずはお電話ください。どんな方法かお話しして、納得頂いてからスタートしたいと思います。
お問い合わせ:090-4746-1106