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たんぽぽ日和

秋来ぬと🍂

写真は、「僕はひとりぐらしのキツネです」(作絵 岡本颯子)という絵本から。大好きな絵本でしたが、いまはもちろん絶版。手に入りません。葡萄🍇をどうやって食べようか、とキツネがあれこれ想像しながら葡萄の木の成長を楽しみに見守ります。秋はジャムにして、本を読みながらトーストに塗って・・

 

9月に入り、まず2日は高校の同期会がありました。27名の懐かしい面々が集まり旧交を温めました。

どの顔も好々婆となる秋の午後

 

そして10月4日の人工股関節手術に向けての検査がありました。レントゲン、CT、血液検査が終わると、自己血を400cc取ります。なかなか静脈を針が捉えられず、失敗分も合わせて500ccは取られたかも。(^^;

 

そしてなんとか手術を受けられるようになりました。

リハビリ計画も着々準備しています。

患者さんだって、そんなに待たせられませんから、目標20日で仕事に復帰します!

頑張れ、私!

 

 

オオミズアオのメッセージ

 

宵の使者オオミズアオの落とし文

 

昨晩、ゴミを捨てに外に出て、玄関の前に白い紙片が落ちているのに気がつきました。
拾おうと目を近づけると・・
それは、オオミズアオという蛾ではありませんか!
人生で2回目に遭遇する真っ白で美しい蛾。
残念ながらもう動かない彼女を、踏みつけられないようにプランターの脇にそっと置きました。
もちろん、スマホを取りに戻って写真を撮ってから。

 

夏になると、1回は何かしらの昆虫が、我が家の玄関前にとまっていたり、落ちています。
クワガタだったり、カナブンだったり、10年ほど前になは、玉虫が落ちていました。玉虫は、めったに見られない美しいキラキラ7色に光る甲虫で、法隆寺にその羽で作られた「玉虫の厨子(ずし)」が今も残されています。そして、それは宝物として、私の引き出しの中にも。時々出しては、その精巧な美しさを眺めています。
(o^^o)

さて、今年はオオミズアオです。
どうしてこの蛾のことを知っているかというと、それこそ10年ほど前、訪問していた患者さん、Sさんに教えられたから。変わり者で面倒くさいSさんは、じつは博識で、Sさんのアパートの前にとまっていた(生きていました)蛾を見るなり、「こりゃ、珍しい!オオミズアオっていうんだ!」そのときのオオミズアオは、昨夜落ちていたものに比べて、1.5倍はありました。
まだスマホのなかった頃、早速図鑑で調べましたね!
痛みのある左マヒのSさんは、毎日を痛みと闘っていたのですが、次の日いなくなったオオミズアオのことを、ずっと楽しそうに話していましたっけ!

 

さて、スマホで検索してみると、
「幸運を呼ぶオオミズアオ」と出ていて、この蛾は、成虫になると口が閉じてしまうので、餌が食べられず、10日ほどしか生きられない、とありました。
だからこの蛾を見つけられた人は幸運である、と。

 

私の家の前に落ちていたオオミズアオは、もう死んでいましたが、でも出会えた!
そして、薄幸なSさんと眺めた大きなオオミズアオは、生きていて、そして出会えた!
この出会いに感謝して、私にもきっと幸運が来るのだ、とつよく思う事にしましょう。

それが、オオミズアオからのメッセージ。
ありがとう😊

台風一過🌀

 

先週から帰省していた息子一家が、今朝帰りました。
台風6号がゆっくりした進路で吹き荒れていた九州から出発し、なんとかおさまった頃に帰宅。わりとラッキーな帰省でしたね。^o^

 

孫は3人、高校生(1年)、中学生(2年)、小学生(5年)で、走り回ったり、笑ったり、喧嘩したり、少し勉強したり、ギターを弾いたり(持参)、ゲームしたり、焼き肉やアイス食べたり、原宿やお台場に行ったりと、バァバの家で彼らの夏休みを満喫して過ごしました。
あっという間の滞在で、やれやれ😅とは思うけど、少し寂しくなったバァバです。

 

私も夫の実家(熊本)に、夏休みは必ず帰省していました。自由業の良さで、長い時は2週間ほど。旅行に行ったり、キャンプしたり。楽しかったなあ。駅に送って来た義父母の寂しそうな顔を思い出します。

 

台風6号の次は7号が発生、こちらは関東を直撃するようにやってくるそう。来週半ばに富士登山を予定している娘には気がかりです。

さて、7月末に、99歳のMさんが転倒して、救急車で病院に入院してしまわれました。
入院が長引くと、脚の筋力が弱くなって、なかなか退院できない患者さんを知っているので、とても心配です。

Mさんに葉書を書きました。
「早く元気になって、また治療に伺えますように。そして文学少女(?)同志のお話ができますよう に!」

 

最近の俳句。

 

熱帯夜配達のバイク泳ぎ来る

 

夕の風まだあかるきに麦酒(ビール)のむ

 

坂を漕ぐあの木蔭までの炎天

 

老後てふ魯を漕ぐ夏の覚悟かな

盆の夏

 

とんでもなく暑い日が続きます。

 

こんな日に、三浦海岸の砂浜で「砂浴」をしている仲間がいます。💦

暑いだろうな。でも、砂を上手く掘れば、その中は案外程よく湿っていて、気持ちのいいものです。最高のデトックスです。大きなパラソルを借りるのですが、その下で海の風を感じながらまどろむのは、とても素敵な時間。

でも、穴を掘る位置を間違えると、お日さまを真っ向から受けることになり、掘り直しに体力を使って大変なことに。^o^

 

さて、数日前のこと。

私のラインに、登録者があらわれました。

時々昔の知り合いとかが出てくること、ありますよね。

懐かしい友達だったりすると、

「ライン始めたの?元気だった?」なんてやり取りをしたりすることもありました。

でも、その人は・・・

昨年末に亡くなったちえ子さんでした!

 

同人誌に載せた「みちゆき」という詩は、ちえ子さんとその2週間後に亡くなった彼女のお母様の話です。

 

みちゆき

 

暮れに亡くなったちえ子さんは

七十五歳 独り身だったので

生まれ育った家で ひっそりと旅立った

年が明けて二週間後

グループホームで暮らしていた母親が

百歳で亡くなった

 

「母さん 起きて 汽車がでるよ」

「ちえ子 迎えに来てくれたのかい」

「うん ひとりでいくのは さびしいからね」

「ちえ子が一緒なら安心だよ」

 

ふたりは駅に着くと 夜汽車を待って

向かい合わせの席に 座った

 

「母さん 私たちの町が見えるよ」

「何か忘れたものはなかったかな ちえ子 手

を握っておくれ」

「雪が降ってきたよ でも暖かいね」

「みんな 良くしてくれて ありがとうね」

「さようなら」「さようなら」

 

こんな詩です。

この同人誌を、治療室に来てくれている妹さんに渡したのが先週のこと。

きっと彼女とお母様の仏前に備えてくれたのでしょう。

 

「ちえ子さん、どうしていますか?」

とラインに書き込んだら、

「先生、詩に書いてくれてありがとう!

そして生前はお世話になりました!母と仲良く天国でも暮らしていますよ」

と返ってくるような予感。

 

亡き人からライン登録盆の夏

 

 

 

 

 

 

 

 

七月引き返せぬ道に立つ

しあわせを剥く白桃の夜の雨

 

さやさやと路地を塞ぎて笹通る

 

七月になりました。

保育園の先生でしょうか、二人ががりで大きな笹を運んでいきました。

ああ、七夕だなあ、今年は私も願い事を書かないとなあ、なんて思いながら通り過ぎました。

 

六月の光揺れベニシアさん逝く

 

「猫のしっぽ蛙の手」という番組があって、私は京都の古民家に住むベニシアさんが大好きでした。庭にたくさんの花やハーブを植えて、イギリスから来日してから日本の文化の素晴らしさを発信してきた女性です。

シングルマザーとして4人の子供を育て、多くの日本人と交流し(もちろん他の国の方とも)、年下のカメラマンと再婚、病いをえて亡くなるまで、その72歳の人生を燃やし尽くして生きてきたベニシアさん。同じ歳でした。

 

梅雨晴れ間旅のできない友のゐて

 

日曜日、詩の同人の懇親会がありました。3年半ぶりです。コロナ禍で同人7人の詩集(1冊は小説)が出され、この日はそのお祝いも兼ねての集まりでした。

帰り、仲良しの同人のHさんと話しながら、そうか、この人は家以外で寝ることのできない人だった、ということを思い出しました。当然旅は一度もしたことがありません。そういう生き方もあるんだなあ、と美人で気功を教えている彼女をしみじみと見ました。

 

夏至の朝もう引き返せない道に立つ

 

夏至、ですから、6月22日のことですが、私の一大決心する出来事がありました。

私はマッサージし師であり、民間療法で難病や癌の方の治療のお手伝いをしていることもあり、免疫をあげる様々な草たち、ビワの葉やマコモやひまし油などを使った治療法を人に伝えたり、自分でも実行しています。

ここ数十年、西洋医学とは関わる事なく生きてきました。薬も限られたサプリ以外は飲んだことはありません。まあ、頑固にやってきました。

ところが、10年近く前に股関節を痛めてしまい、整体や鍼灸など現在も治療中なのですが、いよいよ身体の歪みがひどくなってきました。変形性股関節症というやつです。

家に来ていただいている理学療法士であり鍼灸師のSさんや娘の強い勧めで、ようやく重い腰を上げて、整形外科でレントゲンを撮りました。

このままいくと、仕事ができなくなるかもしれない、と言われ、覚悟を決めました。

私は、股関節の人工関節手術を受けることにしました。来週、執刀医の診察を受けにいきます。

いざ、たんぽぽさん、出陣です。

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