横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽ訪問マッサージ

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たんぽぽ日和

いよいよです❗️

 

転居が目前になってきました。

私の場合、弟との同居なので、まず転居先(実家です)を片付けなければ、私の物が入りません。祖母や親の代からの箪笥や様々な物たちを撤去してから、ようやく自分の物の入れる・・それらのモノたちの実に多いこと!

 

今の家が結構広かったので、調子に乗って買ったものたちは、泣く泣く捨てました。ルームランナーやら健康器具、大枚はたいて買った家庭用サウナ・・(・・;)

そして、あとは思い出という、重いものたちとの別れです。これが時間がかかって大変でした。イラストレーターの夫の作品、手紙、子供たちの書いたもの、写真・・

つくづく人間はたくさんの思い出やらしがらみやらをまとって生きているのだなあ、と思い知りました。😥

 

さて、このブログを収めているホームページは、「たんぽぽマッサージ治療室」改め、

「たんぽぽ訪問マッサージ」にして訪問業務を専門に続けます。

これからは、今持っている自分の患者さんを訪問するほか、営業をしてくれる業者さんと手を結んで、マッサージの仕事を広げていこうと思っています。たんぽぽさんの老後は、まだまだこれから。たそがれて、なんかいませんよ!(o^^o) 頑張るぞ〜‼️

 

水無月みな好き

日傘さしひとりの世界持ち歩く 中村康子

美しき蛍のために闇はあり 林白風

 

私は「朝日俳壇」の愛読者です。30年ほどでしょうか。その間、気に入った句を書き写していますが、ずっと好きだったご夫婦の俳人が鬼籍に入ったり、子どもだった俳人が成長して恋をして、地方に転居したりする過程を追ったり、オランダの俳人(日本人)が老齢になっても投稿し続けていたり、と愛読者なりの楽しみがあります。私も時々投稿していますが、人生で一回は掲載されたい!(o^^o)

 

梅雨入りして、紫陽花の季節になりました。

8月あたまの転居が近づいて、転居先の実家に週2回行っています。

昨日は庭の手入れをしました。庭木や地面を這い回っているツタ植物を、親の仇のように切っては引き抜く。ずるずると引っ張ると、面白いように我が家に絡みついていたものたちが剥がされて、庭木がだんだん肩の荷を下ろしていくのがわかります。やれやれ重かった、と木々たちが言い、地面は嬉しそう。

 

この家に16歳から25歳で結婚するまで住んでいました。父の母は亡くなるまで、母の母も住んでいた事があります。

色々な思い出が浮かんでは消え、賑やかだった家に、今度は弟と住むこととなる不思議。

師走は大掃除、大晦日は一家で作ったお節、一家は当たり前のように我が家の年中行事をとり行っていました。

仕事をし始めて、飲み会で遅くなって終電で帰った時、玄関に父が裸足で仁王立ちしていたこともあったなあ。

楽しい思い出、辛い思い出、苦しい思い出・・。そんな思い出のたくさん詰まった我が家を、もしかすると終の住処にするかもしれないのです。

ありがとう、そしてごめんなさい、感謝しながら転居の準備をしています。

 

若葉雨フジコのショパン聴く朝(あした)

夏の夜若き日紅テント見しことも

 

薔薇自慢

 

窓のひとと会釈す街の薔薇自慢

 

自転車をとめて薔薇屋敷の薔薇を見ていたら、窓からその家の人が見ていて、思わず会釈してしまった、という句です。(^^)

自分の育てた薔薇を愛でてくれる人は、作り手として気になる所。わかる、わかる。

 

五月闇ひそりこそりと書を捨てに

さてもまあ捨てるばかりの衣替へ

 

引っ越し準備は進行中です。

本を大分捨てました。袋に「どうぞお持ちください」と書いた紙を貼って集積所の前に置いていたら、随分無くなっていました。朝雨が降ってきたら、ご親切にマンションの階段下まで運んでくださる方もいて、本が大切に読み継がれることを祈りながら、まだまだ捨て続けるたんぽぽさんです。ひっそり、こっそりと。(^^)

 

この町に住んで20年ほどになります。

始めは、豆腐屋に三里、といった不便な所でしたが、近くにどんとショッピングモールが建つと、町は街になり、店も増えて賑やかになりました。隣はファミレス、ゲームセンター、コンビニも近い、便利な場所です。

引っ越し先は、4キロほど離れた所ですが、山の上の住宅地で、夜はひっそりとした静かな町。私の若き日暮らしていた家です。

 

昨日も弟と庭の木の剪定をしました。昔この庭にアオダイショウが住んでいた、とか狸の親子が来ていた、とかのどかな話をしながら、庭の木に絡みついた蔦植物と格闘、ゴミ袋を8個作りました。

 

夏に越します。どうか居心地の良い住処となりますように!

 

 

母の俳句

実家の整理、粗大ゴミ搬出、移動など順調にすすんでいます。

二階の母の部屋を整理をしている時、俳句手帳を発見、弟に確認すると、一時期(半年くらい)俳句の講座を受けていたようです。

「僕がもっと応援してたら、長くやっていたのかもしれないけど、ちょっとダメ出ししちゃったら、やる気がなくなったみたいだ」

それはダメでしょ。💦

 

秋の午後日向ぼっこで針仕事

木枯しや夫の命日足早に

さびしさと春の重さのあるばかり

春浅し雀の会議で目覚めけり    ゑいこ

 

もっと母の俳句を読みたかった!

 

今日の夕方、着物の業者の方に実家に来てもらって、着物を大分買い取ってもらいました。担当は まだ若い女性で、テキパキとたくさんの着物を仕分けして、売れないものはゴミ袋に捨てていきました。

母のもの、私のもの、そして父の着物。よくこの帯を締めて参観日に来ていたなあ。この羽織、懐かしい。でも、喪服は一度袖を通したら引き取ってもらえないそうです。縁起がわるいからで、羽織、道行コート、ショールも引き取れない。しつけのついているものでも、ウールはだめなど、ゴミ袋行きも結構ありました。

最終的に30枚ほどの着物や帯締めなどを引き取り、計4000円。こんなものなのでしょう。弟と食事にでも行きます。

業者さんと話しながら整理している間、ふと近くに母がいるような気がしました。

「やれやれ、母の宝物をぜんぶ売ってしまったのね、しかもこんなに安く!」

ごめんなさい、お母さん・・(^^;

 

詫びながら母の歴史を売る夕べ

 

なんとか4月中にブログの更新できました!

3月は、なんと4年ぶりに昔の仲間(夫の友だちや私の友人)を招いてパーティを開いたり、箱根に中学からの友だちと小旅行したりしました。仲の良い友人のAさんが心筋梗塞で緊急入院しましたが、もうすぐ退院予定です。

5月の3日から、九州の息子一家が来ます。

書くことが山のようにあったのに、いつのまにかここまでサボってしまいました。

そして、明日から5月!

大好きな季節の到来です!!

たんぽぽマッサージ治療室もあと少しでおしまいですが、クサっていないで、前向きにいきます!

 

綿毛畑スナフキンなら旅行中

 

 

 

 

 

 

 

仕方ナイチンゲール(*^^*)

春愁は呟く「仕方ナイチンゲール」

 

春爛漫の頃となってしまいました。

長い更新サボリでした。

さて、「仕方ナイチンゲール」は、103歳の哲代おばあちゃんの口癖だそうです。彼女の本がベストセラーになって、その生き方に多くの人が共感、感動しました。私はまだ読んでいませんが。ニコニコした彼女の顔がステキです。

 

図書館にしあわせを借りる春の夕

 

一昨日図書館に寄ると、予約していた本が、なんと3冊いっぺんに届いていました。そのうち1冊は半年前のリクエスト。借りられるのは2週間です。2週間で3冊と前から借りている1冊を全部読み切れるのか!>_<

ところが、4時半に帰宅してそのまま読み始めた本が面白くて、読了したのが6時半。なんと2時間で「青嵐の庭にすわる」(森下典子)を読みきっていました。これは「日日是好日」という森下典子の著書を映画化するまでの舞台裏の話。樹木希林は、この映画に最期の心血を注ぎ、上映前に亡くなります。久しぶりにワクワクして熱く感動しました。春夏秋冬の茶道の日々をたった1ヶ月で撮ったのです。しかも撮影隊は茶道の素人、その特訓ぶりがすごい!

あと2冊の本も予約するときの思いを裏切ることなく、読みすすめています。「襷がけの二人」(嶋津照)も面白い。多分3冊目の「日光」(朝井まかて)も来週には読めるでしょう。

 

心不全で入院した弟は2週間で退院し、今はその弟と家の大がかりな断捨離をしています。

7月には、私が弟とこの家で暮らすことになります。たんぽぽマッサージ治療室は、縮小して続けることにしました。

色々思い悩む3月でしたが、吹っ切って先に進みます。頑張れ、たんぽぽ!

 

戸に出でよ雲風草木春のもの

春冷えに花嫁の肩の白さかな

薄氷(うすらひ)を踏むやうな月日にも春の来

「入院中」蕎麦屋の店主の春の陣

どの屋根の下にもドラマ春灯り

 

 

 

 

 

 

 

 

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