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たんぽぽ日和

朝日を感じたい!


ニコニコと素敵な笑顔のこの方は、寺山心一翁。83歳。日本ホリスティック医学会の理事など肩書きは色々お持ちですが、この方が48歳、働き盛りの時、末期の腎臓がんを患って、そこから健康体になられたすごい経験をお持ちとは誰も想像できないことと思います。

 

それまでは、まさにワーカホリックの企業戦士で、趣味にチェロを弾かれるくらいの仕事一途の人生だったそうですが、無理が祟って腎臓がんに。その頃はまだ告知もしない時代でしたので、医師も家族も悪性がんとは告げずに、抗がん治療を受けたそうです。

 

辛い抗がん剤治療で、身体はすっかり衰え、歩くこともままならなくなったのですが、ある日、なんとかエレベーターに乗って屋上に上がると、朝日が昇るところでした。

何日も通い、朝日を浴びているうちに、ある朝何か身体に光が入ってくる感じを受けます。その時、「病気は治るかもしれない」と思ったそうです。

 

翁は(寺山心一翁師を翁と呼ばせていただきます)、内緒で屋上に通っていましたが、看護師に発見され、自殺希望者と思われて、運良く病院を追い出されます。^_^;

それから、翁の本当の闘病が始まるのですが、翁はがんと闘うのではなく、自分の作ってしまったがんに「ごめんね、こんなにしてしまって」と謝り、愛することを心がけるようになります。痛いところに手を当て愛を送ると、痛みが消えていったそうです。

 

翁は、良い水を摂ること、断食、腸の洗浄、日の出に「ありがとう」と感謝すること、呼吸法、マクロビオティックの食事、神社に通うこと、チェロを弾くことなどを快癒に応じて行い、歩けるようになってから「穂高養生園」で半断食の療法を月一で受けるようになりました。そこで知り合ったイギリス人に、スコットランドのフィンドホーンに誘われます。

 

フィンドホーンは聖地のようなところで、そこで養生したり、講演をしたり、チェロの演奏をしたりして帰国、病院で検査すると、翁のがんはきれいに消えていたのです!

 

翁はこの素晴らしい体験を語るうちに、自らの病を治したというだけでなく、からだから心、精神、魂、神、宇宙と、意識には段階があるという「意識の超越理論」を考え、発表します。

 

第一回の講義を、先週受けました。まだよくわかりませんが、次回の講義までの宿題が出ました。

その一つが、日の出を見ること、です。

 

ずっと早起きして、日の出を探すのですが、マンションの一番上の4階に上がっても、家の周りを歩きまわっても、日の出を見ることのできる場所が見つかりません。^_^;

 

水道管の収めている塔に登っているおばさん、塀に乗り出していらおばさんが誰にも見つかりませんように!(o^^o)

 

朝日の光を感じたい‼︎