にゃんこ捕物帳!
朝家事をしていたら、ドシンという落下音が・・
何か落ちたのかな、とベランダに行くと、なんと可愛い子猫が室外機の上にいて、キョトンとした顔でこっちを見てるではないですか!
「上から落ちちゃったの?」
「にゃあ」
うちは1階ですが、マンションの上を見上げても誰も顔をのぞかせていません。
きっと開いていた窓からベランダに出て下に落ちたのでしょう。
猫ちゃんは、ぱっと室外機から下りて庭に逃げて行きました。隣の家の庭に入っていった模様で、その先は扉が閉まっているけれど、猫なら難なく隙間から道路に出られます。
以前に、隣の家の猫が早朝車に跳ねられて死んでいた光景を思い出してゾッとしました。
管理会社に電話して、上の住人の方に連絡してもらうように頼み、私は子猫捕獲作戦を実行することに。
さて困った、猫の餌なんて見つからない。とりあえずスルメの足を手に、隣の家の庭に入ると、猫がいない!まさか道路に出ちゃった?
しゃがんで待つことしばし、呼びかけていると、いた!庭に置かれた水槽の後ろから顔を覗かせました。彼だって不安なのでしょう。
「おいで、おいで。スルメだよ〜」
まあ、キャットフードしか食べない子に、スルメは興味なかったのか、いくつもある水槽に隠れてはこっちを見る様子。(それにしても、お隣は4つの大きな水槽にメダカ飼ってるんだ〜
お留守みたいで、無断で入ってごめんなさい)
奥の水槽の裏に入った時、思いきって後ろから手を伸ばすと、暴れるかな?と思ったけど、案外赤ちゃんみたいに大人しく抱っこされました。わ〜ん、可愛い!🐈
家に入れると、びゅっとどこかへ。
管理会社に電話して、捕獲に成功した事を伝えるとホッとした様子で、
「今、飼い主がそちらへ向かっているそうです」 私もやれやれです。
でも、その時患者のSさん到着。猫がどこかにいる事を話すと、
「あら、猫ちゃん見たい!」
猫はあちこち探してみると、なんと仏壇の裏にいました。(写真)
治療中も大人しくしていて、眠ったり、途中治療の様子を見学していました。(^o^)
やがて上の住人の方が到着し、無事猫ちゃんは晴れて家に帰って行きました!万歳!
猫は、スコティッシュフィールドという耳が寝ている可愛いニャンコで、6カ月のオス。名前は「ボタン」だそうです。(^o^)
もう逃げ出さないでね〜!!