叔父の見舞いに鹿教湯へ♨️
叔父(母の弟)が、いよいよ良くないということで、病院のある鹿教湯温泉へ弟と行って来ました。
新幹線で上田まで2時間弱、その先はバスで1時間10分ほど。鹿教湯温泉には、大分昔叔父の車で連れて行ってもらったことがあります。叔父には可愛がってもらいました。
叔父は若い頃、結核の手術で片肺のため、やはり呼吸器が弱く、血液に二酸化炭素が多くて、いつ意識不明になるか分からないとの事。
でも、この日は小康状態で、話もできました。
色々話していて、どうも気になったのは、叔父のベッドの反対側に、なぜかずらりと車椅子の患者さんがこちら向きで並び、そこで食事が始まった事でした。
どうやら食堂がなく、この部屋に集められて食事しているらしい。(汗)
叔父との話は、すべてヒマそうな車椅子の患者さんも聞いている様子。彼らとて不本意でしょうが。f^_^;
美食家の叔父に買っていったお土産のお菓子は、ゆかりのお煎餅とヨックモックでしたが、
「ゆかりはいいね、大好きだよ。後でもらうよ」と、ちょっと嬉しそうな反応をして、表情の無かったおじちゃんの顔に懐かしい笑顔が浮かびました。その昔、別所のアランドロンと騒がれた人です。(^^)
30分ほどいて、病院を出ました。
バスまで大分時間があったので、信州蕎麦を食べた後は、町営の温泉へ。貸し切りの露天風呂を満喫しました。
おそらく叔父とは今生の別れになるのでしょう。寂しいけれど、これが無常というもの。
それにしても、弟とよく喋った日帰り旅でした。疲れました。(^-^;
写真は、町営の温泉のそばにある、珍しい屋根付きの橋です。