治療室を リニューアル!さらば、アンの家!
治療室を、ベッドから畳の部屋に移動しました。
前からこうしたいなあ、と思っていたのですが、今回思い切って実行することにしました。
なかなか思い切れなかったことの1つに、この部屋に置いていた「アンの家」があります。
6年前、ディアゴスティーニから出た「赤毛のアンの家」シリーズ。
グリーンゲイブルズの家を模したドールハウスを、この‘ぶきっちょ’を自認する私が作ろうと思い立ったのです。
毎号届く、家のパーツと、可愛い家具たち。
「ドアが閉まらない!
壁紙間違えて貼っちゃった!」
などと言いながら、取り組みました。
そして、2年かかって、何とか作り終えました!
所々うまくパーツがはまらなくて、浮いてたり、いかにもぶきっちょの作った武骨な家でしたが、どうにか完成して、ガラスケースをかぶせて、和室に飾りました。幅1メートルはあるので、なかなかスペースをとる大物です。
3年ほど飾りました。
今回この部屋を治療室にすることを決めた時、
「もう充分だ。作ることを楽しんだし、友達にも孫にも見せた」
と、壊して捨てることを決意。(T ^ T)
もう何も考えずに、解体していきましたね。
家は、木と紙とプラスチックと発泡スチロールでできているので、思ったより簡単にバラバラになりました。
涙も出ませんでしたが、心の奥が少しちくりと痛みました。σ(^_^;)
「ありがとう!またね」
とゴミ捨て場に・・
そして、治療室を作りました。
作るほどではないけれど、私が治療していて気持ちよく、治療を受ける人が心地よい空間を考えながら整えていきました。
この部屋の最初の患者さんはHさん。
施術は、とてもやりやすく、部屋の気の巡りもとても良くて、大正解!と思う治療室になりました。
Hさんは、正座できない方だったので、どうかな?と思いましたが、椅子を使って寝れることができました。こういう態勢にも適応できることが大切です。
Hさん、曰く、
「何か、故郷の家で横になっているような気分でした」
ありがとう!(*゚∀゚*) うるうる・・