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たんぽぽ日和

2020年3月

祈りましょう❣️

 

 

日曜日、珍しく雪が降りました。

春の雪、満開の桜にも降っているのでしょう。

 

週末は外出自粛ということで、1日こもっていました。することは何だかんだあって、いつもの日曜日でしたが、このコロナ禍、いつまで続くのか。

 

志村けんがコロナ肺炎で亡くなり、同じ年なだけにショックでした。

千葉では、障がい者施設での集団感染。Iさんの施設へもしばらく行けないだろうな。

 

ネットでも、帰国したばかりの人の海外事情や、緊急事態宣言が日本でも発令される、などの発信があり、嫌でも不安になってしまいます。

いやいや、手洗いやマスク、感染しないための自主努力を怠らないようにし、己の責任を果たしていよう、周りに振り回されない、と自分に言い聞かせながら仕事に出かける私。

 

今は感染が広がらないよう、仕事がストップしたり、日常が回らなくならないよう、祈るしかありません。

大丈夫、大丈夫、日本は大きな力で守られています、きっと大丈夫・・

 

祈りましょう!

 

 

 

 

お花見なくなりました!🌸( ; ; )

 

 

昨日、前から計画していた高校時代の友だちとのお花見がなくなりました。

桜を見ながら、ぶらぶらするくらいならいいんじゃない?という発案でしたが、そこに集まるために電車移動するのが怖い、このご時世だから、と言うのがキャンセル理由。そこに加わった「高齢者だし」が、ちょっと引っかかるたんぽぽさんですが、致し方ありません。(笑)

 

来年は見ようね!とラインで言い合いながらお流れにしました。(T ^ T)

 

コロナ禍は、いよいよ日本でも自粛を迫られるようになりました。

お花見どころではありません。

マーケットに買い物に行っても、すごい行列です。棚によっては空のところも。

ニューヨークの健先生も、治療院を締め、先生もご自宅のある山に行かれました。

ニューヨークの街はゴーストタウンです。

日本でもこんな日が来るのでしょうか?

 

さて、少し嬉しいニュース。

先週の日曜日、Sさんのところに出張治療に行きました。

Sさんはお元気で、治療室まで行きます、と言ってらしたけれど、無理してはいけないという家族の忠告で、私の方から行くことになったのです。

 

マッサージしていくと、「あれ?」と手が止まります。何回も何回も確認しましたが、間違いありません。

「Sさん、塊が小さくなってる!」

「ホント?」

Sさんは、サルコイドーシスという、身体のあちこちに肉腫ができてしまう病気で、肺にもできたことで、呼吸が苦しくなったり血痰が出たりしていたのですが、病院には行かず、民間療法で治している最中なのです。

治療室に来られるようになって、もう1年たちました。

びわのコンニャク温湿布とマコモ風呂などをされています。

 

4カ所の塊のうち3ヶ所が、3分の2ほどの大きさになっているのです。

背中の肩甲骨の上にあった塊は小さくなって、周囲がシワシワになっています。

「すごい、すごい!」

呼吸も楽になっているそうです。

 

あまり手離しで喜ぶと、次回元に戻っているといけないので、万歳は小さめに。

「Sさん、頑張ればいいことありますね!」

 

民間療法の力、恐るべし!

でも、たんぽぽさん、帰りのバスの中、心の中で万歳万歳と飛び跳ねておりました。^o^

 

 

 

 

 

 

あの日 3.11

あの日から9年たったのですね。

 

9年前の3月11日午後2時46分、私は実家で、母のマッサージをしている最中でした。

 

母は脊柱間狭窄症で、その頃痛みでほとんど寝て生活していました。

突然ぐらっと来て、私が大急ぎで玄関の扉を開けに行き、母のもとに戻ろうとした時、起き上がれず這って移動していた母が、何と手すりにつかまりながら廊下を歩いてくるではありませんか!

 

「お母さん、立って歩いてる!」

と言うと、

「私だって歩けるわよ」

と母。

 

その日から、少しずつ母の腰痛は改善したのですから、不思議な話です。

 

あの日、実家で見た津波の映像はショックで、あの日を母と過ごすことができたことは、お互いに有り難かったことだと、後でしみじみ話しました。

 

母と暮らしていた弟は、東京下町の自分の事務所から、何とか次の日に帰ってきました。

 

家にいた専門学校生だった娘は、マンションの人たちと隣の駐車場で揺れがおさまるのを待ったそうです。夕方私が帰ると、「本当に怖かった!」と抱き合って無事を喜びあいました。

 

その夜、暗い夜道を歩いて、近くのコンビニに娘と行き食料を買おうとしたら、棚が空っぽだったことに驚きました。しばらくは落ち着かない、暗い気持ちで過ごしたように思います。

 

「なんか、あの夜のことを思い出すね」

と娘。

「そうね、ものが無いわけじゃないけど、お店が閉まってたり、人通りが少ない静かな町を見てると、確かにあの夜を思い出すわね」

 

コロナ騒ぎでショッピングセンターはしばらく閉鎖、静かな夜の通りを娘と自転車で併走しながら、今日は近くの温泉へ。

1ヶ月前はいっぱいで40分待ちだった温泉は、信じられないくらい閑散としていました。

ゆったりとお風呂と岩盤浴を楽しみ、さっき帰って来たところです。♨️

 

Iさんの住む障害者施設は、来週からお休みです。治療にバスで来られるSさんもキャンセル。でもしかたありません。早くこの騒ぎが収束しますように!

おひなさま🎎

風邪で寝込まれていた95歳のYさんが、ようやく床上げされました。

 

「一昨日急に娘夫婦が来て、押入れからおひなさまの箱を出すと、あれよあれよと言う間に飾ってくれたの。今年はおひなさまとお会いできないと思ってたけど、また会えて嬉しいわ」

 

昭和10年頃、4人の娘のためにお父様の誂えた7段飾りのおひなさまだそうです。

 

5年ほど前までは、7段を組み立て、すべてのおひなさまを飾っていたというYさんです。さぞや見事なことだったでしょう。

なかなかこんな大きなおひなさまにお目にかかることはありません。

疎開させて、なんとか戦禍を免れたおひなさま。保存状態も良く、お顔も着物もお道具も美しい。男雛の差している刀は、ちゃんと刃がぬけるのにもびっくりしました。

 

「もう自分はダメかもしれない、施設にいよいよ行こうかしら」

と、寝込まれていたときは、大分弱気だったYさんです。

「でも、おひなさまを見てたら、もう少し家で頑張れるかもしれない、って思うようになりました」

 

お母さまを勇気づけた娘さんご夫婦、グッジョブ!(^o^)