新緑のなかに思うこと🌿
新緑の美しい候になりました。
6年前のこの頃に、母が逝きました。
母はよく言ってました。
「一番すきなのは、若芽。どんな花よりキレイだと私は思う」
母は4月17日の夜亡くなりました。次の朝は窓から美しい新緑が見えて眩しかったことを思い出します。
週2回、母のマッサージに行きました。
洋間に小布団を敷き、おしゃべりして、母とお腹を抱えて笑いながら全身を揉みました。
少しソファで休んでから次の施術に行く日と、その後は仕事を入れてなくて、一緒に晩ご飯を作って食べる日がありました。
母はフキの煮付けや、お刺身、ウドの酢の物、タケノコの煮物なんか好きだったなあ。
心臓のわるい母は、幸せなことに、眠るように亡くなりました。いつも、少し苦しい時弟が背中をさすっているうちに眠るのですが、その晩はさする弟に寄りかかるようにして(並んで座っていた)亡くなったそうです。
「お母さん、死んじゃったの?」
と、思わず弟が尋ねたそうです。(笑)90歳でした。
この季節、美しい新緑の中を自転車で走っていると、よく母を思い出します。🌿
マッサージ師になって良かったなあ、としみじみ思いながら。🚲