横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽマッサージ治療室

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たんぽぽ日和

2018年8月

どっち?

台風の日の事です。

 

私はいつもは赤いレインコートの上下を着ていますが、この日は、昨夜届いたばかりのネットで買ったピンクのコートを着て、少し嬉しい日。でも雨脚はひどくなるばかりです。

 

さて、雨の交差点で信号待ちをしていたら、隣にいた茶色のレインコートを着た人が、急に私に話しかけました。

「今、傘さした人が通ったけど、雨の日傘さして自転車乗ったら違法なんだよね、知ってる?」

「はあ、そうですよね・・」

その人の顔は、なぜが怒りでとても険しい。

 

「この間、お巡りさんに言いに行ったら、人が足りなくて、とても取り締まれない、って言うの。違法なら、取り締まれ、って事だけどさ・・」

話は続きますが、私は最初から気になって気になって仕方がないのです、

 

この怒りのエネルギーを発散する人は、

◯少しダミ声のおばあさん

なのか、

◯少し声の高いおじいさん

なのか。

 

信号が青になって並んで走り始めても、とうとうわかりませんでした。

ごめんなさい。^_^;

夏の不思議な出来事3

夏の不思議な出来事パート3です。

 

一番書くことの難しい話。

何しろ不思議な体験ですから。

 

昔々、子ども時代にテレビで「不思議な町」というドラマを見ました。うろ覚えですが、ざっとこんな話です。

 

郵便配達の若者が、配達区域にはない町への手紙を届けるため、虹が出ている時だけ現れるという町に、手紙を届ける。誰から誰への手紙だったか忘れてしまったのですが、虹が消えそうになるので、慌てて町の(橋がかかっていて)外に出た配達員が、振り返っても町がかき消えた、というようなストーリーでした。

 

こんな体験を、私がしたのです。

 

2年ほど私の治療室に通っていたAさんは、76歳の元ギタリストの男性でした。

私の治療室の近くに住んでいる、住所も近くの番地で、息子さん一家が階下にいて、自分は2階で外階段から出入りしている、と仰っていました。

一二度、お孫さんと歩いている所を見かけたので、

「この辺りに住んでるのですか?」

と尋ねると、

「この少し先です」

とにこやかに言われます。

 

べつにどこに住んでいるのか、と強く思ったわけではないのですが、何の気なしに朝の散歩の時など、その辺りを探してみるのですが、Aさんの表札のかかった家は見つかりませんでした。

 

一軒家で、2階か3階建、外階段のある家は、Aさんが急死され、お通夜にも伺った後も、不思議な事にどこにもありませんでした。

「いやあ、恥ずかしいくらいの古い家ですから」

と、昔は立派な家に住んでおられた話をされていたので、きっとAさんは見られたくなかったんだろう、私が興味本位で見るのはやめようと思い直し、以来Aさんの家を探すことはやめました。

 

やめて1年後くらいでしたか。

夏の夕方でした。たまたまAさんの家近くを訪問する用事があり、訪問後、何気なく

(この辺りをよく歩いたなあ)

と思って、小路を見ていると、

(あれ?)

見慣れない細い道があり、その先に見慣れない家があったのです。

小さな3階建ての家で、外階段があり、門柱にはAさんの名前がちゃんとある。

(なあんだ。こんなところにあったんだ。)

 

帰ろうとして、少しふらっとしました。

暑い日で、頭がぼうっとしていて、なんとかいつもの通りに出た時、

(あ、これって、前にもあった・・逢う魔が時?)

そう、前にも書きましたが、人の思念をキャッチしてしまい、彷徨いこむ世界に、また入ってしまったのかもしれない、と思ったのです。

 

ゆっくり振り返って、確認しました。

Aさんの家も、その前の小路もかき消えていました。

なぜか、Aさんの、してやったり、ニヤリとした顔が浮かびました。

 

これだけの話です。不思議な体験でしたが、今も時々その前を通る時、Aさんを思い出します。Aさん、忘れないよ。(o^^o)

いざ、九州へ!

4年ぶりに、夫の墓まいりに行ってきました。

 

九州は熊本荒尾です。

遠方なので、なかなかお墓まいりができず、ご無沙汰でしたが、久留米の息子の家を基点に、96歳の舅に会ったり、その近くの嫁の祖父に会ったり、いっぺんに挨拶を済ませることができました。

 

荒尾の舅の所に行くと、

「いいところに来たのう」

と、挨拶もそこそこに、昨夜から舅の部屋の電気がつかなくて困っているとの事。

 

ソケットが壊れているらしく、早速息子が点検すると、これは電球を替えれば解決できるものではなく、電灯ごと換えないとダメだと判明しました。が、そのソケットがなかなか新しいものに付け換えられません。

何しろ舅が生まれた家で、前に電灯を換えたのはいつだったやら。

 

息子が電灯につきっきりの間、96歳の舅がブレーカーを落とした、冷房のない部屋で熱中症になるのを怖れ、孫たちは団扇で扇いだり、お茶を飲んでもらったりと、全員汗だくになって過ごしました。

近くの電気屋に行ってLED電灯を買い、何とか取り付けると、心からホッとしました。(o^^o)

何と滞在時間3時間!

 

一番喜んだのは舅でしたね。

舅に頂いたお小遣いで、その夜は写真のように乾杯、となった訳です。

ビール美味しかったあ!

運転の嫁は、はじめて車代行を頼むことにして、一番飲みました。(o^^o)

 

次の日は、大分の湯布院の温泉旅館で一泊し、月曜日に横浜に帰ってきました。

 

随分命の洗濯をしたこの夏。

さあて、火曜日から頑張らなくては・・