横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽマッサージ治療室

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たんぽぽ日和

2018年7月

みちのくの旅へ!

五月雨の 降り残してや 光堂      芭蕉

 

治療師仲間と東北の旅をしてきました。

2泊3日、盛岡、花巻、平泉、仙台とまわりました。

写真は、平泉の中尊寺です。

ここは3回目の訪問。

 

1回目は20歳の時、友だちと。学生だったあの頃は、周遊券、ユースホステルでの貧乏旅行でしたが、楽しかったなあ。

 

2回目は、息子が幼稚園生で、九州の義父母と夫との5人旅。義父の運転で全国を走ったとき、ここ平泉に寄りました。96歳の義父と、ついこの間も旅の話で盛り上がりました。

 

そして3回目の中尊寺です。

ちょうど3代目の秀衡・・だったか、の命日法要があって、大勢の信徒の人たちがお経を唱えていました。

 

花巻では、宮澤賢治館を見学しました。ここ花巻も3回目の訪問でしたが、町全部が賢治の色に染められて、花巻の人がいかに賢治が好きか、これでもかこれでもかといった雰囲気でしたね。^_^;

賢治大好きの私も、ちょっと引いたかも。

 

 

さて、東北も暑かったけど、こちらも猛暑続きです。

汗かいて仕事頑張らなくちゃ。(o^^o)

 

 

美しい甲虫ゲット❗️


玉虫です。

家の玄関の前に、まるで小さな玩具のように落ちていました。

 

玉虫をしげしげと見るのは初めてです。

もちろん生きていませんから、裏返して見ると、腹側もピカピカです。

中学校の国語の教科書に載っていた「玉虫の厨子」

の話を思い出しました。

この羽を集めて、小さな厨子を作ったという話。

 

こんな美しい甲虫っているのですね。

なんか、頑張れ!という天からの贈り物みたい。ありがとうございます!(o^^o)

 

 

 

びわのパワーのお話

私は、「びわの葉」を施術のひとつにしています。

 

びわ灸は、遠赤外線の温灸器を使って、患部に当て、びわの葉のエキスを、身体を温めながら浸透させる方法です。

「温灸器」はじわりじわりと、それはそれは気持ちよくびわのチカラを発揮させる仕事をしてくれますが、まあ高価ではありますので、患者さんが家でびわの葉治療をしたいときは、温めた「こんにゃく」を使って頂きます。

 

がんの患者さんには、毎日患部をこんにゃくで温めて頂いていますが、「びわの葉のエキス」は、実に素晴らしい仕事をしてくれます。

 

私は、専門に作ったびわの葉のエキスを購入して使っていますが、もとは「びわの葉」そのものを木から取って来て、もぐさ灸で身体に当てていました。

この方が効果があるといって、今も治療にもぐさ灸をされている先生もいらっしゃいます。

私は訪問も多いので、火を使うお灸は不便だし、危ないし煙いので、温灸器を使います。

 

さて、私は治療に使うだけでなく、「びわの葉エキス」を、あらゆる治療に使っています。

かゆみ止め、消毒液、痛み止め・・

 

◯鍋のフチに触れてできたヤケドも治しました。水泡が破れた時はしみるけど、ぐっと我慢。

◯傷。孫の擦り傷に塗った時は、「バァバのバカ!」と騒がれましたが、すぐに治って走り回っていました。(^_^;)

◯ちょっと喉が痛いとき、塗ってタオルを巻いて寝れば、朝治っています。

◯痔になりそうだった時、肛門に綿棒てつけて治しました。(^_^;)

◯女性特有のかゆみは、とても効果的。

◯患者さんでは、ひどい水虫。治りました。

◯足の浮腫のつよい方にも、水虫の方同様、バケツにエキスを入れたお湯に足を入れて足湯をして頂きました。(これは今治療中)

 

皮膚科で出される抗ヒスタミン剤などのように副作用は全くありません。

 

お肌にも塗っていたことがあるのですが、これはおススメできませんね。(^_^;)

びわを入れて、ホホバオイルなんかで美容液を作ればいいと思います。

 

びわはすごい!

と、広告みたいだけど、心を込めて言いたい。

胸を張って伝えていきたい、と思っています。(o^^o)

 

 

夏の不思議な出来事2

 

また10年ほど前の、夏の日盛りの不思議な出来事のお話です。

 

自転車で町を走っていた時、ふとこんな光景を見ました。

たくさんの子どもたちが、駄菓子屋さんに集合して賑やかに騒いでいます。

アイスを食べたり、お菓子を買っていたり。店の女の人とおしゃべりしたり。

(楽しそうだなあ)

 

その時は、ゆっくり走りながら、夏休みの一こま、と思い眺めていました。

炎天下で、とにかく暑い日でした。自転車を漕ぐ足がやたらと重かったこと、頭がぼうっとしていたのは確かです。

(あれ?あの店、ずっと閉まってたんじゃなかったっけ?)

通り過ぎてから、ふと思い出しました。

(また開店したんだ)

 

その次に、その前を通ると、店は閉まっていて、ひっそりとしています。

隣の和菓子屋さんで、水菓子を買いながら、お店の人に聞いてみました。

「隣に駄菓子屋さんがありますよね。この間、お店やってたみたいだけど」

 

和菓子屋の奥さんは、きょとんとした顔で、

「大分前に店を閉めたんですよ。」

「だって、この間子どもたちがいっぱいいましたよ」

「え?お店の人、引っ越して遠いところに行ったから、そんなことはないと思うわよ」

「このは、っていうお店ですよね。」

「古いお店で、前は大分繁盛してて、子どもたちがいっぱい来てたけどね」

「・・・」

 

よくお店を見ると、いわゆる‘しもた屋’で、シャッターが下りて、古びた感じたでした。

でも、たしかに私は見たのです。いや、もしかしたら、幻影を見たのか。

むかしの、お店の幸せだった頃の一こまを見せられたのか。

 

今も、その通りを通ります。

今は、パン屋さんになっています。その前は古着屋さんでした。夏の日の不思議なお話、2弾です。(o^^o)