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たんぽぽ日和

ヒーラー合宿に行ってきました!

手前が、私の師、小林健先生です。

健先生の認定する弟子たちの、最初の合宿に参加してきました、

 

場所は栃木の温泉旅館。

温泉と美味しい山菜料理に舌鼓を打ちながらの、素晴らしいセミナーでした。

 

生きてて良かった!

もっともっと私にもできることがある!

大きなパワーをお土産にいただいて帰るたんぽぽさんなのでした。(*゚∀゚*)

 

 

 

さようなら、Hさん!

ありました!

5月6日に亡くなった91歳のHさんのイラストの写真。

このイラストは、デザイナーのお孫さんが、敬老の日に描いてプレゼントしたものです。

あまりに似ていてステキだったので、お願いして写真に撮らせていただきました。

 

亡くなったのは、右のご主人。温厚で、口数は少ない方でしたが、リハビリもよく頑張られましたね。

編み物の好きな奥さんの手編みのセーターを着て、時々赤いネッカチーフなんかシャツの襟元から覗かせてオシャレを楽しんでいました。

Hさんのお好きな色はモスグリーン。ちょうどこのイラストでも着ていますね。

 

介護が大変で、睡眠不足で倒れそうな奥さんの希望で昨年末老人ホームに入られましたが、

ご本人だけでなく、奥さんも元気がなくなられたのは、本当にお気の毒でした。

 

私は、Hさんを15年訪問マッサージしました。

私もがっくりしましたね。この仕事を続けていれば、致し方ないことですが、時々ハンパなく身体や心がしんどくなる時があります。

 

でも、頑張らないと!Hさん、天国から奥さんを見守って下さいね!ついでにマッサージ師のたんぽぽもよろしく!

さようなら!さようなら!

薔薇日和・・90歳からの日々

写真は、毎年楽しみにしている薔薇屋敷です。

もう一件ありましたが、手入れをする方の不在で、今は見られません。

薔薇という花は、手をかける人がいないとすぐにわかるものですね。

 

さて、前にもお話ししたと思いますが、今訪問している患者さんの、5人が90歳以上です。

 

心配なのは、91歳男性の誤嚥性肺炎で入院したHさん。

毎日気を送っていますが、どうか退院できますように。

 

やはり91歳女性のAさんは、足の神経痛で、歩くことができなくなりました。

「痛い、痛い!」と施術中も言い通しです。

終わると、静かになって眠られます。

人間、痛みがあると、とてもネガティブになって、早くお迎えが来ないかとばかり言われます。

 

残る3人。とて〜もお元気です。

痛みもなく、頭もクリア。

 

Kさんも91歳女性、京都の方で、のんびりした京言葉でのんびり毎日をお過ごしです。

「どっこも悪いところないし、別にとくに楽しみもないわ〜。」

 

93歳のTさんと、94歳のYさんは、仲良しのお友達です。

この2人の共通点は、よく笑うこと、おしゃべりで、人生を楽しむすべを持っていて、実にポジティブ。

 

Tさんは、フラダンス、着付け、組紐などの先生をされていて、2年前骨折するまで、健康そのものでした。豪快に笑う口元は歯が抜けていて、ちょっと山姥みたいですが、

「歯が丈夫で、前歯が欠けちゃったから歯医者に初めて行ったら、入れ歯にしないといけないと言われたじゃない?面倒臭くなってやめて、以来この歯で頑張ってるの。ハッハッハ」

 

Yさんはお茶の先生で、歌人です。美人で、長生きの家系で、まだ4人姉妹健在です。

私とはブンガク少女同志、話が尽きません。

(*゚∀゚*)

 

 

私も、うまくすればいずれ90歳になるやもしれません。

どんなおばあさんになろうかな?(*゚∀゚*)

 

 

 

 

 

 

吉屋信子を知っていますか?

 

吉屋信子という作家を知っている人は、60代以降の、まあブンガク少女だった人に限られるかもしれません。

 

ということは、このブログを読んで下さっている読者は、年齢的に該当しないんだ。誰?その作家?

 

この評伝を書いている田辺聖子は、まだ知られているでしょうね。この方の20年ほど上の世代です、吉屋信子は。

 

まあ、2月末から読み始めて、読了まで2か月かかりました。すごい読み応え。

田辺聖子、おせいさんは、色々な女性作家や歌人、古典など書くのに、その方の著書はもちろん、それはそれは多くの参考文献を読み漁って、その方の人となりを充分に把握、咀嚼して、ここが大切なところなのですが、その方を愛を持って書きあらわしています。

 

私が吉屋信子を読み始めたのは、中学校の図書室の少女小説「花物語」シリーズでした。

「赤毛のアン」や「小公女」「十五少年漂流記」「怪盗ルパン」などと並行するように、吉屋信子のブンガクに親しみました。

 

ひとりの健気な少女に、これでもか、これでもかと押し寄せる悲劇。継母、腹違いの兄弟、意地悪な友だち・・でも、心強い味方も次々に現れて、最後に幸せになる少女を描いています。

もう、主人公になりきって、読みふけりましたね。

 

「ゆめはるか吉屋信子」は、吉屋信子という人の人生を書くだけでなく、その背景も深く分け入って描いています。

彼女の父親が役人で、栃木に起こった悲劇の公害“足尾銅山鉱毒事件”に関わっていたため、この事件も、実に詳細に、天皇に直訴した田中正造についてもかなりページを割いて書いています。

当時の女学校について、学友のこと、戦争のこと、多くの作家のこと・・

 

さらに、吉屋信子の著書も。あらすじが詳しく書いてあり、手に入れて読まなくても、この本一冊で、彼女の作品のあらかたを読んだ気分にさせてくれました。

 

また吉屋信子は、生涯のパートナーと人生を共にしましたが、その人は門馬千代という女性でした。今で言うセクシャルマイノリティーの先駆けですね。

私の好きなムーミンの作者、トーベヤンソンも伴侶は女性でした。

 

世間の偏見を追い風に、多くの作品を書き、沢山の友人に囲まれて、生活を愉しみながら、77歳の人生を閉じた吉屋信子。

 

ちょこちょこと読みながら2か月もかかった作品ですが、久しぶりに心から楽しんで読みました。長い長い絵巻物を読んだような達成感が残りました。

 

サボっていたブログですが、あっという間に4月もおしまい。美しい季節になりましたね。

またぼつぼつとブログ書いていきます。(*゚∀゚*)

息子の連載始まりました!

 

西日本新聞で、毎週木曜日に漫画エッセイの連載が始まりました。

タイトルは「僕は目で音を聴く」。

聞こえない人の世界を伝えたり、‘難聴あるある’を書いていってほしい、と思います。

 

母も楽しみです!(^o^)

 

 

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