Iさんから電話です!
我が治療室の玄関です。
カエルくんが出迎えてくれます。
読書中ですが。^_^;
70歳の女性患者Iさんからの電話が止まりません。
2年前、2か月ほどかけて、メールを使えるように訓練して、何とかできるようにはなりましたが、
メールには、
「足がしびれていたいです。」
「〇〇買ってきてね」
の文面が綴られていて、それとはべつに1日3回ほど電話がかかってきます。^_^;
数秒で終わる電話です。
やはり足が痛いこと、職員の〇さんがどう言ったなど、一方的な話をされてすぐに切ります。
困ったのは、自転車で走行中に電話があると、路肩に止めて出ないといけません。
予約電話かもしれないですからね。
雨の降る日など、Iさんののんびりした声を聞くと、思わず舌打ちしたくなります。
娘がIさんの着信音だけ変えてくれたので、今は出なくてもよくなったのですが。^_^;
先日は、何度も
「これから講演会に行きます」
とメールを入れたのに、電車の中と会場でバイブレーション。メール読んでないんです。
「ごめんなさい」と謝りますが、すぐに忘れてしまいます。認知症もすすんでいるようです。
ほとほと困る電話ですが、仕事、と割り切ろうと思っています。
孤独なIさんにとって、ある意味命の電話です。
誰でもいい、人と繋がりたい、寂しい、話を聞いて、という思いの詰まった電話。
やれやれ、またIさんの電話鳴りだしました。^_^;