新茶と梅干し
患者のTさんから、また家で漬けた梅干しを頂きました。この梅干しが美味い!
ねっとりして、どこまでも塩だけで漬けた梅干し特有の酸っぱさ、旨み、懐かしい味わい。
今朝は新茶と一緒に頂きました。
シアワセ??!(o^^o)
Tさんは、乳がんの術後2年の方です。家庭菜園を楽しみ、週に4回のスポーツジムに通い、元気に毎日を送っています。隠ヨガにはまっているそうです。
今は自分でびわコンニャク療法を施していますが、Tさんが治療室を訪れた時は、まだ抗がん剤ですっかり抜けてしまった髪にウイッグをされていました。元気もありませんでしたね。
先週の同期会の時、いつもこの会の常連さんだった友人が、少し遅れて出席してくれたのですが、受付にいた私が思わず、「どなたでしたっけ?」
と聞きたくなる(聞かないで良かった)面やつれした姿で、その友人、Iさんが現れたのです。
可愛らしい美人だったIさん(ごめんなさい、過去形で)は、近況を語る席で、
「実は3年前に、卵巣がんの手術をしました。大変な手術で、抗がん剤で毛という毛が抜けました。ここにも来ようかやめようか随分悩みましたが、吹っ切るためにも来ることにしました」
と、話してくれました。知らない私は、なかなかハガキが来ないので、電話で誘ったのでした。
「どうしたのよ。貴女が来なくちゃ始まらないじゃない!」と。
悩んでたんだな、Iさん、ごめんなさい。でも、来れてよかったね。会えて嬉しかった。
Iさんが、Tさんみたいになってほしいな、と思いながら、電話をかけてみようか考えています。
今日はこれから懐かしい友人が会いにきてくれます。
新茶でも淹れて語り合おうと思っています。(o^^o)