あんみつ家族
寒さは続きますが、少しずつ春めいてきました。夕方も明るくなりましたね。
今日のお昼は、よく行くお蕎麦屋さんで、(私の中で「山の蕎麦屋」と呼ぶところ)でお蕎麦を食べました。
お座敷に通されて、お蕎麦を待っていると、お隣の座卓に座って、お蕎麦を食べ終わった家族・・おじいちゃんとおばあちゃん、娘と孫息子の4人の会話が、何気なく聞こえてきて、何となくおかしかったので、紹介します。
娘「甘いもの食べたいな」
祖母「いいね。何食べようか」
お品書きを見て、
娘「あんみつ食べたくなった」
祖母「私も食べたいな?○○ちゃんも食べる?」
孫「うん、食べる」
そこで、店員さんを呼んで、注文。
祖母「あんみつ3つお願いします」
すると、
祖父「3つ?1人誰が食べないんだ?」
祖母「あら?あなた、食べるの?」
祖父「俺だって、あんみつ食べたいよ」
祖母「まあ、じゃあ、あんみつ4つ」
店員さんが行ってから、
祖母「あんみつなんて、食べないと思ったわ」
娘「お父さん、甘いもの駄目かと思ってた」
祖母「食べたことなんてないわよね」
祖父「俺だって、あんみつくらい、食べたことあるさ」
祖母「知らなかったわ。初めてじゃない?あんみつ一緒にたべるのなんて」
祖父「そんなことないだろう?」
そのあと、4人はあんみつを「美味しい美味しい」と食べていました。
これだけの会話なのですが、日頃甘いものを食べないおじいちゃんが、なんとなく仲間外れにされた事が悔しくて、ついあんみつを食べることになったのかなあ、それとも久しぶりに食べてみようか、と思ったのかなあ、などと思いながら4人の仲良し家族を横目で眺めていました。なんか、ほっこりしました。(^。^)
私も、あんみつ食べたくなりました。