薔薇日和・・90歳からの日々
写真は、毎年楽しみにしている薔薇屋敷です。
もう一件ありましたが、手入れをする方の不在で、今は見られません。
薔薇という花は、手をかける人がいないとすぐにわかるものですね。
さて、前にもお話ししたと思いますが、今訪問している患者さんの、5人が90歳以上です。
心配なのは、91歳男性の誤嚥性肺炎で入院したHさん。
毎日気を送っていますが、どうか退院できますように。
やはり91歳女性のAさんは、足の神経痛で、歩くことができなくなりました。
「痛い、痛い!」と施術中も言い通しです。
終わると、静かになって眠られます。
人間、痛みがあると、とてもネガティブになって、早くお迎えが来ないかとばかり言われます。
残る3人。とて〜もお元気です。
痛みもなく、頭もクリア。
Kさんも91歳女性、京都の方で、のんびりした京言葉でのんびり毎日をお過ごしです。
「どっこも悪いところないし、別にとくに楽しみもないわ〜。」
93歳のTさんと、94歳のYさんは、仲良しのお友達です。
この2人の共通点は、よく笑うこと、おしゃべりで、人生を楽しむすべを持っていて、実にポジティブ。
Tさんは、フラダンス、着付け、組紐などの先生をされていて、2年前骨折するまで、健康そのものでした。豪快に笑う口元は歯が抜けていて、ちょっと山姥みたいですが、
「歯が丈夫で、前歯が欠けちゃったから歯医者に初めて行ったら、入れ歯にしないといけないと言われたじゃない?面倒臭くなってやめて、以来この歯で頑張ってるの。ハッハッハ」
Yさんはお茶の先生で、歌人です。美人で、長生きの家系で、まだ4人姉妹健在です。
私とはブンガク少女同志、話が尽きません。
(*゚∀゚*)
私も、うまくすればいずれ90歳になるやもしれません。
どんなおばあさんになろうかな?(*゚∀゚*)