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たんぽぽ日和

高齢のがんの患者さんが来られました

寒い日が続きます。今朝は雪がちらついていました。(^^)

 

日頃、びわ温灸やヒーリングでがんの患者さんの治療のお手伝いをしていますが、ケイシー療法など他の療法も勉強を始め、がん治療の可能性を信じるようになったたんぽぽさんです。

 

87歳のがんの患者さんのYさんが、娘さんと見えました。

このくらい高齢の方のがん患者さんは初めてかもしれません。娘さんがHPをみて予約を

入れられたのです。

 

Yさんは、それまでほとんど大病も手術もされることなく、日本舞踊などの趣味を楽しんでこられたお元気な方です。薬も血圧の薬くらい。

飲み込みに違和感を覚え診察を受けると、ポリープがあるとのことで、大きな病院の検査で食道がんと診断されました。

医師は手術をすすすめましたが、Yさんは拒否、ほかの道を娘さんと探して、びわ温灸からたんぽぽさんのところに来られた、という訳です。

 

びわの葉の薬効をお話してから、びわこんに療法をマッサージ と合わせて体験していただき、ヒーリングも行いました。

これからびわこんにゃく療法をご自宅で毎日されるそうです。^o^

 

さて、87歳のYさんは、じつに淡々として、ご自身におこったがんを受けとめていました。

色々ながんの患者さんをみてきましたが、若ければ若いほどこうはいきません。

医師も、Yさんが民間療法で治したい、というと強く手術や抗がん剤をすすめず、経過をみましょう、と言われたそうです。

なにしろ87年も生きてこられたのです。

この実績は大きい。Yさんの余生を、リスクの高い医療で過ごすか(医療費もばかになりません)、民間療法をしながら自分の好きに生きるか、医師は患者さんの選択を尊重してくれたのです。

 

ところが、若い患者さんになると、

「あなた、そんなわけのわからない民間療法をするなんて、死ぬ気です か!」

と言った医師もいたそうです。

「後で泣きついてきたって知りませんよ」

そんな脅しを受けて、それこそさめざめと泣く患者さんもいました。そして、仕方なく手術や抗がん剤を選択する患者さんの多いこと!

 

Yさんみたいに、まるですがすがしくも晴れやかな笑顔で、娘さんと帰られる後ろ姿を見ながら、もっと患者さんの選択肢を尊重してほしい、民間療法を選ぶ患者さんを見切るようなやり方はとってほしくない、とせつせつと願うたんぽぽさんなのでした。