詩集「六月の魚」できました!
とうとうできました!
わが人生2冊目の詩集です!
何度も何度もページをめくってみたり、表紙を撫ぜたり、うふふうふふと笑いながら眺めたり。子どもを産んだときを思い出しました。(^o^)
詩を書き始めて半世紀。ノートにこっそり書いていた詩を発表したのは、短大の時に友だちと作った同人誌で、でした。
たしか、まあ「焼き芋のような男性を好きになろう」というような他愛のない詩でした。(^^)
夫を喪ったとき、本当に偶然年賀状の欠礼のハガキを刷った印刷所でアルバイトすることになり、そこで最初の詩集「冬陽(ふゆび)」を作って香典返しにしました。
24年経ち、それからの人生模様を綴ったのが「六月の魚(うお)」です。
表紙の絵も描きました。何から何まで手作りで、印刷費も切り詰めて作ったのがこの詩集!愛しくないわけがない!(^-^)
花咲こう
さっぱりと刈りこまれた
十一月の花壇に
球根が芽ばえている
夏いっせいに
深紅の愛らしい花々を咲かせた
アネモネの芽だ
霜がおりれは
一晩で枯れてしまうかもしれない
それでも
そっと手をかざして
わたしのエネルギーを送ってやる
頑張って 頑張って
この芽は わたし
二度咲きもする
この芽は わたしだ
花咲こう