素晴らしき難聴教育の母
たまたま前のブログが、難聴の息子の話でした。
書きながら、
「金山先生はお元気かな?」
と考えていたのですが、昨日当時の難聴教室の会長だった方から電話があり、
「金山先生が亡くなられたのはご存知?」
ええ〜〜!
ついては偲ぶ会を開くので・・というお話で、本当にびっくりしました。
金山千代子先生は、難聴教育の母とも言うべき方で、私が必死に2、3歳くらいだった息子に言葉を教えようとして、逃げ回る息子との間に溝を作ってしまった頃、2人を救って下さった恩人でもあります。^_^;
補聴器をしての口話法、それだけではなく、あらゆる方法を使って、聴児とのインテグレーションをすすめられた先生です。
子どもの目線で、心を通わせながら言葉を紡ぎだす、いつも優しく穏やかで、子どもたちは先生が大好き。もちろん、親も。(o^^o)
金山財団を立ち上げられ、たくさんの本を出版されました。
晩年は、老人ホームで過ごされましたが、89歳、老衰で眠るように亡くなられたそうです。
最後にお会いしたのは、8年ほど前でしょうか。産まれたばかりの息子の長女を抱いて下さいました。
「先生に、『ひらもとの人生道』見せたかったな」
息子のラインに、何度もうなづく私でした。
先生、本当にお世話になりました。ゆっくり休んでくださいね。けっして忘れません。合掌