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たんぽぽ日和

霜月雑感

Sさんが退院して1週間以上経ちました。

オムツ問題は、導尿カテーテルを看護師さんがつける事で、なんとか解決したそうです。

 

Sさん宅を訪問すると、妹のKさんは、3日めで大分介護疲れの様子でしたが、家での介護への覚悟ができたようです。それまでは、病院という選択肢を捨て切れず、在宅で看取る自信がない、と言われていました。

しかし、家政婦さんが、かなり勇み足で家をかき回すことがあり、姉妹にとってやりにくいという事だったので、在宅介護はストレス無く、風通し良く過ごす事が大切!とお話ししました。だって、Sさんにとって最期の大事な大事な時間じゃないですか。

Kさん、すぐにあちこちに電話をして、家政婦さんを変更することに成功、

「やっとこれでストレス無くなった〜!」

とふたりで喜んでいました。

でもでも、これからが大変なのです。

頑張れ!SK姉妹!

 

写真は、夕景の鶴見川。

寒くなってきて、家でもコタツを出したり、石油ストーブを使うようになりました。

今年は、上の孫の高校受験があり、息子一家の帰省がなくなったので、コタツに潜り込んで騒ぐ孫たちの声も聞けません。

静かなお正月になりそうです。  

 

さて、コロナの影響で、詩の同人誌の忘年会が中止になりました。本当に残念でなりません。

来週は、息子だけ上京します。土曜日に杉並区で講演会があるのです。息子にはもちろん、私にとっても懐かしい先生や友だちが聞きにきて下さいます。

夫と暮らし始めて、家族をもち、夫が亡くなるまで暮らした杉並。息子からラインで、「暮らした家や小学校(もうなくなっているそうですが)見に行かない?」との誘いがありました。

もう行かないだろうなあ、と思っていましたが、こんな機会がなければ足を運ぶことはないでしょう。

「はいはい、一緒に行ってみようか」

返信したら、きゅうに懐かしい日々が蘇ってきて、胸が熱くなりました。