薔薇自慢
窓のひとと会釈す街の薔薇自慢
自転車をとめて薔薇屋敷の薔薇を見ていたら、窓からその家の人が見ていて、思わず会釈してしまった、という句です。(^^)
自分の育てた薔薇を愛でてくれる人は、作り手として気になる所。わかる、わかる。
五月闇ひそりこそりと書を捨てに
さてもまあ捨てるばかりの衣替へ
引っ越し準備は進行中です。
本を大分捨てました。袋に「どうぞお持ちください」と書いた紙を貼って集積所の前に置いていたら、随分無くなっていました。朝雨が降ってきたら、ご親切にマンションの階段下まで運んでくださる方もいて、本が大切に読み継がれることを祈りながら、まだまだ捨て続けるたんぽぽさんです。ひっそり、こっそりと。(^^)
この町に住んで20年ほどになります。
始めは、豆腐屋に三里、といった不便な所でしたが、近くにどんとショッピングモールが建つと、町は街になり、店も増えて賑やかになりました。隣はファミレス、ゲームセンター、コンビニも近い、便利な場所です。
引っ越し先は、4キロほど離れた所ですが、山の上の住宅地で、夜はひっそりとした静かな町。私の若き日暮らしていた家です。
昨日も弟と庭の木の剪定をしました。昔この庭にアオダイショウが住んでいた、とか狸の親子が来ていた、とかのどかな話をしながら、庭の木に絡みついた蔦植物と格闘、ゴミ袋を8個作りました。
夏に越します。どうか居心地の良い住処となりますように!