横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽ訪問マッサージ

090-4746-1106

たんぽぽ日和

秋風の吹く

萩の花が咲く頃になりました。
夏から、あっという間に秋。夏の好きな私としては淋しい・・

 

70歳の四肢麻痺のIさんは、ちょくちょくこのブログに登場していただいていますが、今の施設での棟が変わり、初めの頃は慣れずに、
「老人ホームに移ろうかしら、誰か面倒見てくれないかしら」
と、ばかり言って、足が痛いこともあり、大分落ち込んでいました。

 

そのIさんが、最近快調なのです。
お菓子を買い込んで、同じ棟の女性ばかりを集めて、毎日女子会をしています。
「オババ会、なんて言われてるのよ」
と、楽しそうに報告してくれます。
「昨日は、前住んでいた棟の人から、参加してもいい?なんていわれちゃったの」
机の上の袋の中には、お菓子がごっそり。

 

以前はテレビに興味がなくて、
「たまにはテレビを見たら?」
と言っても
「面白くないのよ」
と答えていた人が、
「朝、暴れん坊将軍見てるの。4時に始まるから、早く起きてるわ。夜は、サッカーなんかのスポーツを深夜まで見ちゃった」
の変わりよう。

 

なんか、楽しそうに毎日を過ごしている様子です。服も、おしゃれをするようになりました。
お菓子を買いに、介護タクシーをよく使うようにもなりました。

 

ところが・・

マッサージが終わって帰るとき、スタッフのリーダーに呼び止められました。
「すみません。 Iさんのことでちょっと・・」

うつの薬を処方されていたIさんが、この頃躁の状態になってきたので、薬が変わりました。
昼間寝ていることがあると思いますが、了承しておいてください、と言われます。
「私、今のIさん、明るくていいと思いますけどね」
と言うと、
「同じ棟の人に、暴言を吐いたり、お金をよく使うようになったり、朝早くテレビ見たり、時間が不規則になっています。」

 

う〜〜ん。
確かに言いたいことを言うようになったけど、暴言、と言えるものなのかなあ。私が、
「それは言い過ぎ。そのくらい大人なんだから、言わないで我慢しようよ」
と諭すと、
「次から言わないわ」
と素直に言うIさんだけど、スタッフから見ると、暴言を吐く人に見えるのかなあ。
お金についても、無駄遣いいているようには見えないし。だって、小学校の先生だったIさんは、結構年金貰っているし。
テレビだって、周りに迷惑かけているわけじゃないしなあ。

どうも釈然としません。
愚痴ばかり言って、うつうつと暮らしていたIさんが、鬱と躁を繰り返す病気である、とは思えないのです。どこにでもいる人だと思うのです。
ひどい躁鬱病の人をみていた私には、彼女はその病気ではない、とはっきり言えます。

 

何度コールを押してもスタッフは来ない。そのうちに尿意や便意があってもわからなくなり、オムツにされてしまったIさん。
今回の事にしても、施設側の偏った判断のように思えます。

 

時々、やるせない気持ちになるたんぽぽさんなのでした。(-。-;

8月の本です

 

8月に読んだもの、これから読むもの、を並べてみました。(^◇^;)

 

「ずぼらヨガ」は、毎日のストレッチなどに加えて実践している、お手軽なヨガを紹介しているものです。ヨガのハードルが高いと思う人にはオススメです。

 

万城目学の「とっぴんぱらりの風太郎」は、じつは週間文春(毎号読んでます・・)で読んでしまったのですが、もう一度読み返したくて買ったものです。この作家の奇想天外さが大好き。
でも、まだ読み返していません。(汗)

 

「傷ついた画布の物語」は、故水上勉の息子で、
長野の上田で無言館という、戦前戦中に夭折した画家の絵画を集め、展示している美術館の館長、
窪島誠一郎が書いたもの。世に出ることなく、埋もれた画学生の油絵やスケッチなどを、足を棒にしながら遺族を説得して集めましたが、一点一点に涙のドラマがあるのです。窪島氏は、ちょっと私が思い入れのある方で、また機会があったら語りたい・・と思います。(o^^o)

 

笹本稜平の「未踏峰」は、今月一番のめり込んだ本かもしれません。未踏峰の山は、自分たちで「ビンティ・チュリ」と名付けたヒマラヤの奥の山です。人生につまづき前に踏み出せない裕也と、人と上手く付き合えないアスペルガー症候群のサヤカ、少し知的障がいのある慎二の3人が、どうして未踏峰の山に挑むことになったのか。
天才登山家の通称パウロさんの営む北八ヶ岳の山小屋を手伝うことになった3人が、亡くなったパウロさんの遺骨を持って6720メートルの山に
決死の覚悟で上る顛末です。読後、彼らと一緒に山を登ったような達成感を味わいました。(o^^o)

 

そして「ナンクロ」は大好きな言葉のパズル。
毎回全問答えを送っていますが、一度も当たったことがありません。頭の体操です。

 

椎名誠の「三匹のかいじゅう」は、これから読む本です。じいじの書いた孫の本です。椎名氏は、冒険家であり、私小説家ですから、殆ど読んでいる私は、氏のことをよく知っている読者だろうなあ。(o^^o)

花火大会中止!

 

今日は、昼過ぎに鶴見川の河川敷を通ると、シートやテントを張る人々でいっぱいでした。
7時から花火大会なのです。
シートの上で早くも酒宴で盛り上がる方々もちらほら。浴衣姿の女性や子供たちも集まっていました。

 

私も仕事を終えると、娘と早めの夕食を済ませて、花火大会へとバスで向かいました。
「ホントに行くの?」
と娘が心配そうに言うのも無理はなくて、雨がポツポツ降り出し、雷がさかんに光っていたからで・・
「隅田川だって、こんな天気でもやったじゃない。案外大丈夫よ」と能天気な私。

 

バスの中から、早めに花火が打ち上がるのが見えて、乗客からも、
「すごいすごい!今年は花火と雷のコラボ!」
なんて声がしたと思ったら、突然ざあっと雨がバスの窓を打ち出しました。
土砂降りの中、乗客のひとりがスマホを見て、
「花火大会中止です」
と、私たちに教えてくれました。

 

そこを下りて、反対側のバス停にわたり、帰ってきたわけですが、道路にはびしょ濡れの浴衣姿の人々がわらわらと走っているのが見えました。

 

残念ですが仕方ない。

隅田川花火大会を、家のテレビで、ビール飲みながら孫たちと見たことで満足しましょう。

来年は本物を見るぞ!(^◇^;)

 

写真は、息子の撮った久留米川の花火大会です。

神隠しの風の陣

 

横浜にもこんな田舎の風景があります。
この先に、いつも訪問している施設があるのですが、ここを抜けると、こんなお蕎麦屋さんが・・

 

 

こんな山の上の、竹林の中にある「風の陣」というお蕎麦屋さんですが、いつも満席です。
注文を受けてから蕎麦を打つので、25分は待ちます。

 

 

たま〜に贅沢したい時、頂きます。
隠れ里のような蕎麦屋です。

 

因みに、私は自転車で行きますが、バスで行く事もできて、東横線綱島駅から「神隠し」というバス停で降りて、長い階段を登ったところにあります。名前も隠れ里のようで、ちょっといいでしょう?(o^^o)

 

嬉しい電話

 

息子一家が1日に帰りました。
また静かな生活が始まりました。

 

今日、東京に住む男性から電話がありました。
「京都に住む父の訪問マッサージをお願いしたいのですが」
「京都までは、ちょっと・・(^_^;)」
「実は、これから横浜に転居したいのです。
父は、京都でマッサージを受けていたのですが、同居する弟の仕事の都合で、横浜に行くことになりました。まずマッサージの同意書を書いて下さる医者を探して、その近くに住みたいと思っています。どこかご紹介いただけませんか?」

 

ええ〜!
マッサージ繋がりで転居先を探すそうなのです。
いつも同意書を書いて下さる診療所をご紹介しましたが、どうかそのお父様と繋がれますように!

 

ちょっと心の温まる、嬉しいお話で、1日ニヤニヤしてしまうたんぽぽさんなのでした。(o^^o)

...102030...4445464748...