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たんぽぽ日和

超イケメンの来訪者

駆け足で1月が終わろうとしています。

日本中に大寒気団がやってきました。

それでも、梅が咲き出し、おずおずと春がやってきそうな気配。

 

写真は「はなびら餅」です。

 

初めての花びら餅や春遠し

 

98歳のお茶の先生をしているYさんと、初窯の話をしていた時、

「今年も花びら餅を注文したの」

えー?花びら餅ってどんなお菓子ですか?と尋ねると、

「お餅の中は白餡で、ゴボウの炊いたのが入っているの。1月だけに作られる縁起のいいお菓子なのよ」

食べたい!早速家の近くの老舗の和菓子屋で買ってきました。(そこらの和菓子屋では売っていません)

美味しかったです。上品な甘さで、これを濃茶で頂いたらいいだろうなー、と思いながら味わいました。(緑茶でですが。)(o^^o)

 

Iさんの施設に行く途中で、初梅を見つけました。17日のことです。

 

白梅を見つけしそこだけあたたかく

 

寒風の吹く日でしたが、本当にそこだけ梅の香りがして、春の兆しを見つけた気分。

Iさんは、今冬の時代。足の痛みや職員との確執、毎日ああだこうだと訴えます。(電話がかかるのです。)Iさんにも春が来ますように!

 

春兆す超イケメンの来訪者

 

私ではないのですが、前出のYさんが、嬉しそうに言いました。

「あのね、昨日区役所から人が来て、ゴミを持って行ってくれたの。(植木屋さんが入って、切った枝や葉が4袋あったそうです。)それがね、職員さんが、すごーいイケメンだったの。」98歳のYさん、3月に白寿になるのだけれど、なんて可愛いのでしょう❣️

私も歳を経たらこうありたい!

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます🎍

2023年、令和5年になりました。

今年もよろしくお願いします!^o^

 

九州からの帰省がなかったので、今年は静かなお正月を迎えました。

娘は友だちと初詣に行ったり、出かけていることが多かったので、私はひとり撮りためていたテレビの録画や映画を見たり、本を読んだりと、のどかに過ごしました。

それから、昨年より俳句始めました。(o^^o)

 

そっと目を瞑(つむ)らせ帰る暮れの通夜

 

年末、Sさんとお別れしました。

Sさんは生涯独身でしたから、川崎の家で生まれ、学校に行き、仕事をし、そしてこの家で亡くなりました。女性では珍しいかもしれません。伺ったとき、ちょうど親戚の方も見えて、昔の写真を見ながら、色々Sさんの周辺の歴史やルーツについてお話を伺いました。

帰り際、なかなか瞑らないSさんの瞼をどうにか瞑らせました。そして冷たくなった彼女の頬を撫ぜて、

「Sさん、さようなら。またいつか会いましょうね」

 

箱根路の空気吸うとて駅伝見る

 

正月2日、駅伝を見ました。

箱根は、たくさんの思い出のある地です。

あの山道を辿って、箱根鉄道の駅になんとか出ようとしましたが、なかなか繋がる道に出ません。人家の庭のようなところを通って、長い階段を上り、どうにか塔ノ沢駅に出た事を思い出します。

そんな遠い日の箱根の空気を懐かしみながら、若きアスリートたちの奮闘を応援しました。

 

さあ、4日から仕事、と思ったら、キャンセルがあって(お正月だからなあ)、お休みになってしまった。

ちょうど年末バンクした娘の自転車を、3日に取りに来てくれた自転車屋さんが、修理できたとの電話。遠かったけど、娘と50分かけて取りに行きました。娘はマラソンで、私は自分の自転車に乗ったり、押したりしながら。いい運動になりました。

この自転車屋さんとも20年近いお付き合いで、若き店主もいいパパになっています。

 

さあ、今日から仕事。今年もがんばります!^o^

 

帰り路は満月連れて初仕事

 

しあわせは娘の按摩寒の夜

 

 

 

仕事おさめの夜に🌠

今日が仕事納めでした。

 

バーミヤンに寄ってコーヒーと杏仁豆腐を食べながら本を読み、のんびり帰宅すると、さあ大変スマホが無い!

家電(いえでん)からバーミヤンに電話すると、ありました!^o^  久しぶりに104で電話番号を聞きましたね。電話帳なんてないですからね。

とるものもとりあえず、もと来た道をバーミヤンへ! 本当にスマホがなければ何もできない自分を改めて確認しました。

 

そして、家に着くなり、Kさんから電話です。

「今日姉が亡くなりました。」

姉のSさんは、ずっと訪問を続けてきたがんの末期の患者さんです。妹のKさんがずっと介護されてきました。

私が最後に伺ったのは今月の18日。たい焼きを持っていったら、食べたかった、と言って美味しそうに召し上がっていました。

「このぶんなら、年は越しそうよね。」

帰りがけ、妹さんにこっそり言ったら、

「私もそう思う」と。

 

でも、今日のお昼にはおかしくなって、慌てて来てくれた訪問看護師さんに亡くなったことを告げられたそうです。

「SさんもKさんも、よく頑張った!幸せな最期だったと思うよ」

 

お葬式は来年の8日。まだお家にいるSさんに明日最後のお別れに行きます。

 

 

 

 

師走の総決算!

ああ、もう師走! 今年も残り少なくなってしまいました!

この1年の事を振り返ってみると、色々ありましたね。

 

一番辛かったのは、お別れです。

2月 Tさん夫婦が老人ホームに入居されました。

3月 Sさんが闘病の末亡くなり、

4月   97歳のTさんが急死。

 

春に3人の患者さんたちとお別れしました。

 

この痛手は寂しさと同時に経営的な苦しさをもたらし、随分営業に走りましたっけ。今も頑張っています。(^^;)

 

一番ハマったのは?

「鎌倉殿の13人」でしょうね。

もう、これほど大河ドラマを心待ちにしたのは初めて。

毎回毎回楽しかったですねえ。

何しろ、鎌倉は昔から思い入れがある土地で、若い日にはよくあちこちを歩き回った所。

小学校の修学旅行も日帰りでしたが、鎌倉でしたし、初めてできた彼氏とデートしたのも鎌倉・・とまあ、歴史的な事はそんなに深くは知らなかったけど、今回のドラマで、色々ジグソーパズルをはめ込むように鎌倉時代を知ることができました!

 

また、日曜日に鎌倉殿を見て、ウィークディはYouTubeで楽しむ、という2度美味しい楽しみ方も知りました。

YouTubeでは、吾妻鏡などの歴史書や史実に基づいた話ばかりでなく、鎌倉殿を味わうための伏線や隠された演出、三谷幸喜さんの脚本がいかに面白いか、が語られて、思わず「そうだったんだ!」とか「私もそう思った!」などと共感したり感心したり。

 

そんなわけで、昨日最終回を見て、ちょっと放心状態です。(^^;

 

ところで、

もうひとつハマったのが・・

俳句ですかね。

詩は若い頃から作っていますが、ここにきて、俳句をひねる面白さに片足ほどハマりました。

 

弟が。歌を読み始めて、1日1歌、お互いに読まないか、と提案してきたので、

私は歌より俳句だな、と思い、作り始めました。下手クソですが、初心者怖いものなし。

  

  ご機嫌なジャズと珈琲冬の朝

  自転車は寡黙な相棒冬に入る

  寒の雨お先に御免とウーバーイーツ

  眩しさは凶器師走の道をゆく

 

ホント、眩しさには往生しています。💦

 

さあ、来年はどんな年になることでしょう。

赤毛のアンの言葉を借りれば、

「この道の曲がり角の向こうには、何かきっと素敵なことが待っているような気がするの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子の講演会❗️

土曜日は、杉並区で聴覚障がいの息子の講演会がありました。

杉並区は、夫が亡くなるまで住んだ所です。

そこでの講演会は、九州に住む息子の夢だったようです。

講演の内容は、息子が漫画家(サラリーマンをしながらですが)になった経緯が第1部、2部は亡き祖父の戦争体験と祖父との思い出です。

 

杉並ろう協会の主催で、初めての講演会だったので、進行があたふたしたり、手話通訳の人が(息子の手話を通訳する)なかなか慣れずに誤訳をしたりと、色々ありましたが、とても熱のこもった良い講演会でした。(親バカですが)若い日の夫や私の写真がアップされると、「お母さん、若い!」の声も。(o^^o)

 

小中学校、ろう学校、職業訓練校などの同級生や先生方も来てくださり、私も懐かしい方々に久しぶりに囲まれて嬉しかったです。

 

息子を育ててきた時と、今の聴覚教育は大分違ってきていて、口話法(補聴器をして手話を使わず、訓練で声を出すやり方)はなくなり、手話を言語として使うようになりました。

ですから、いまの難聴児は手話だけで話をしています。手話は外国語と同じ、コミュニケーションを取るためには、周りが手話を覚えて話さなくてはなりません。

私は手話ができず、息子とは口話だけで(伝わらない時は指文字や字を書く)話していますが、ほとんど通じますね。複雑な話をするときは、嫁のいる時は嫁の手話、2人の時は紙に字を書きながら話します。

声を文字に変換する器械もあるのですが、誤訳が多くて、笑ってばかりで話になりません。

何かの話をしていて、「あの人顔変だから」とか「そこにウンコ置いて」とか、どうすればそう聞こえるのか不思議ですが、文字に変換されると、お腹をよじって笑ってしまいます。💦

 

とまあ、口話法と手話でコミュニケーションをとる息子が言うには、「俺は口話で話ができて本当に良かったと思ってる。でも、手話が外国語のように市民権がもてて、皆んなが覚えてくれたらもっといいなとも思う」

そうですね。私も手話覚えなくては、とつよく思う母なのでした。(^^;

 

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