横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽマッサージ治療室

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たんぽぽ日和

11月27日・・

 

昨夜、金曜日のことです。

 

10時少し前、入浴中の私がタオルを巻きつけて電話に出ると、弟からでした。

「僕だけど・・」

「お風呂なの。あとで電話するね」

と言って切ろうとしたら、ちょっと悲痛な弟の声で、

「いやあ、実は今救急車よんだんだけど・・」

え? え? 何?

「急に胸が痛くなってね。我慢してたんだけど、どんどん酷くなるのでね・・」

「すみません。救急隊員なんですが、お電話変わりました」

え〜〜!( ´Д`)y━・

病院名を聞き、支度をして娘と待っていると、病院から電話があり、家を出たのが10時半でした。

 

弟は小さな出版社をやっているのですが、この日は打ち合わせがあって、池袋の近くで具合が悪くなったのでした。

電車で病院に駆けつけると、時計は12時半。

やはり心筋梗塞で、カテーテル手術中とのこと、1時間半ほど待つと、集中治療室でようやく弟と面会できました。

顔色は当然悪いのですが、思いのほか元気で、

点滴やら器械に色々と繋がれながら、病院につくまでの経緯を話してくれました。

「打ち合わせしてた時も調子悪かったんだけど、なんとか終わって、胸、鎖骨の下のあたりが重石乗せたみたいに重苦しくて痛いんだ。母が言ってたのと同じ症状だったな」

実は、昨年亡くなった母も、15年前に心筋梗塞の手術をしています。さらに、35年前、父も心筋梗塞で忘年会の会場で倒れ、そのまま帰らぬ人になっているのです。

いわば、心臓疾患は気をつけなければならない我々姉弟のテーマであり、弟も私も心して健康管理をしてきたはず・・

医療を専門に出版を続けている弟は、色々な療法を実践していたのでしたが。σ(^_^;)

 

「喫茶店で痛みのおさまるのを待ってたんだけど、酷くなる一方で、やむを得ず呼んだんだよね」

 

手術を執刀した女医さんが来て、手術は結構危なかったとのこと、血栓が深いところにできていて、難渋したことなど説明してくれました。

「ICUには4、5日、一般病棟に移っても3週間は入院が必要です」

「ええ〜〜!それは困るなあ」

と弟。仕事がたてこんでいるのです。

 

「仕方ないね。とりあえず、明日朝来るから、予定していることをキャンセルしよう」

そう言って、色々手続きをすませて病院を出たのが、2時半。

当然ながら、病院の周囲は真っ暗です。

タクシーで帰る事も考えましたが、今から帰っても朝早く来なくてはなりません。

病院での夜明かしよりは、駅近くでどこか一夜を過ごす場所を探すことにしました。

 

カプセルホテルはありましたが、どうも敷居が高い、カラオケも落ち着かない、娘と酔っ払いの歩く駅前の道を歩きながら、ネットカフェに入店してみました。

はじめてのネカフェデビューです。

 

11月27日。

ああ、もう過ぎちゃったけど、この日は夫の祥月命日でした。

酔っ払いが騒ぎ、臭くて狭くて寒いベッドルーム。お父さん、お母さん、旦那さん、どうか弟を守ってね。おやすみなさい。💤

 

 

あれ?と思われた方・・そうなんです。
祥月命日11月27日はひと月先でした。
タイトルまで間違えるほど、ボケておりました。
まあ、誰からも指摘がないし、今回はこれでいきます。ごめんなさい🙏