横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽマッサージ治療室

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たんぽぽ日和

焦った❗️(゚o゚;;

 

今朝更新したばかりなのに、数時間後の更新です。

 

訪問の患者さんTさんはうつ病で、ご主人は認知症です。

 

治療している時も、いつもそばにいて欲しいと、そばの椅子に座ってテレビを観ているご主人は、困ったことにヘビースモーカー。

数年前脳梗塞になられても、煙草をやめられなかったのは、ひとえに認知症が原因でしょう。

 

私が奥さんをマッサージすることになり、ご主人にひとつだけお願いしました。

「本当はやめてほしいけど、やめろとは言いませんから、どうか治療中はタバコを我慢してください」

ご主人はニコニコして了承。まあ、すぐ忘れちゃうんだけど。でも、何回か言っているうちに、やめてくださるようになりました。

 

ところが今日は、よっぽど吸いたかったのでしょう。隣のお部屋へ移動・・したとばかり思っていました。いつもは、そこで吸うので。

 

奥さんの治療が終わって、いつも軽く体操をするのですが、

「主人を呼んでくださる?一緒に体操したいから」

「はーい!ご主人、体操しましょう」

 

ところが部屋には、ご主人の姿がありません!

 

「主人の靴がないわ!!外に出てったことなんてなかったのに!」

 

え〜え〜!(゚o゚;;

 

ご主人を探しに、自転車を走らせましたよ!

頭をよぎるのは、facebookに載っていた、行方不明の認知症の方を探してほしいという顔写真入りの書き込みや、知人のお父さんが遥かに遠くまで歩いて行ってしまった話など、よくないことばかり。

しかも、Tさんは、学校時代の友だちの、年の離れたお兄さんなのです。

責任、がズシン、と重しになって、探し回ること20分、電話が入りました。

 

「ごめんなさい、近くの公園でタバコ吸ってたの。今帰ってきました」

奥さんの嬉しそうな声。うつの奥さんは、いつも低く暗い声なのに、弾んでいます。

 

あ〜良かった〜!焦った〜!(⌒-⌒; )

 

戻ると、ご夫婦はニコニコ顔で迎えてくれました。奥さんのこんな顔、久しぶりに見た。

でも、ご主人が外に出て行ってしまうという新しい展開もある、ということに内心不安にもなるたんぽぽさんでありました。^_^;