横浜市 港北区 鶴見区 在宅 訪問マッサージ・リハビリ・びわ温灸はたんぽぽマッサージ治療室

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たんぽぽ日和

10月雑感

あっという間に10月も半ばを過ぎました。

新規患者さんも増えて、結構忙しいたんぽぽさんです。(^O^) 暇だった8月がウソのよう!

 

それなのに、溜めた映画(DVDや録画したもの)、読まないといけない本(図書館で借りたもの、知人に借りたもの)、弟に頼まれた原稿の校正、ああスケッチもしなければ。

やりたいことは、何が何でもやるひとなので、この忙しさは内心嬉しい。

 

話が変わって。

訪問患者のAさんが転倒して、右脇の肋骨を打ってしまいました。

でもAさんは認知症で、私が訪問した時、起きあがろうとして「イタタタタ」と脇腹を抑えて屈みこみました。

「どうしたの?どこかで転んだ?」

「今急に痛くなったの。どうしたのかしら?ああ、痛い!」

トイレに行きたい、と言うので、支えてトイレ誘導。その間も大いに痛がります。

肋間神経痛かなあ?と思いながら痛む肋骨の間に指を入れながら気を送ると、やがて痛みが消えました。

いつものようにお喋りをして、姿勢を変えた時、また「イタタタタ!」

なんとか楽になって眠ったので帰りましたが、娘さんに何があったのかメールすると、

「今朝、廊下で転倒したんです。弟が見つけて医者に連絡して、痛み止めをもらってきていたんです。でも母はケアマネさんやヘルパーさんが来ても触らせてくれないので、どうしたものか相談していたところでした」

そうだったんだ。

転んで脇肋骨を打ったのなら痛いはず。

でもまあ、Aさんが頑固な認知症で良かったのかも。

痛みに耐えられず、救急車で運ばれて入院してしまったら、歩くこともないので筋力が弱り。リハビリを終えてようやっと退院できるのは2、3ヶ月後、なんてことも考えられます。

Aさんは、幸いなことにマットレスで寝ているので、コロンと降りて這ってトイレに行けます。手すりで起き上がって排泄。居間にも這っていって、とっているお弁当を食べる。這って移動することは、歩いて移動するより安全なのです。

今回の転倒は、多分トイレから台所に移動しようとした途中の出来事だと思われます。Aさんは、たまにお茶碗を洗ったりしているので、(すぐに忘れますが)やはりひとりで歩くことは危ないですね。

 

明日Aさんの所に訪問に行きますが、なんとか

楽になっていますように!

 

写真は、大好きな北海道のイラストレーター真野正美さんの作品。