いい湯だな♨️
Iさんから電話です!
我が治療室の玄関です。
カエルくんが出迎えてくれます。
読書中ですが。^_^;
70歳の女性患者Iさんからの電話が止まりません。
2年前、2か月ほどかけて、メールを使えるように訓練して、何とかできるようにはなりましたが、
メールには、
「足がしびれていたいです。」
「〇〇買ってきてね」
の文面が綴られていて、それとはべつに1日3回ほど電話がかかってきます。^_^;
数秒で終わる電話です。
やはり足が痛いこと、職員の〇さんがどう言ったなど、一方的な話をされてすぐに切ります。
困ったのは、自転車で走行中に電話があると、路肩に止めて出ないといけません。
予約電話かもしれないですからね。
雨の降る日など、Iさんののんびりした声を聞くと、思わず舌打ちしたくなります。
娘がIさんの着信音だけ変えてくれたので、今は出なくてもよくなったのですが。^_^;
先日は、何度も
「これから講演会に行きます」
とメールを入れたのに、電車の中と会場でバイブレーション。メール読んでないんです。
「ごめんなさい」と謝りますが、すぐに忘れてしまいます。認知症もすすんでいるようです。
ほとほと困る電話ですが、仕事、と割り切ろうと思っています。
孤独なIさんにとって、ある意味命の電話です。
誰でもいい、人と繋がりたい、寂しい、話を聞いて、という思いの詰まった電話。
やれやれ、またIさんの電話鳴りだしました。^_^;
息子のマンガエッセイが出版されます
紫陽花が咲き始めました。
昨夜は私の人生の師であり、マスターヒーラーの小林健先生の講演会に行きました。素晴らしい愛についての話。先生の愛に心が満ちました。
今日ニューヨークに帰られます。(私も7月に行きます。(o^^o))
その会場に行く途中、九州の息子からライン。
お母さん
今、嬉し涙です!!
やっと単行本販売開始となりました!
6月12日より。
http://amzn.to/2r405aG
「ひらもとの人生道」という、息子の人生を綴ったマンガです。
難産の結果、高度難聴という障がいを持って産まれた息子大介の波乱万丈の人生模様を描いたものです。
凄い私の形相で、この世に生まれてくるシーンが1話なのですが、それには大分抗議しました。
母親を何と思っているのだ。と。^_^;
本が届いたら、またご紹介します。
でも、まず息子の初めてのマンガエッセイ、祝出版、おめでとう!??
新茶と梅干し
患者のTさんから、また家で漬けた梅干しを頂きました。この梅干しが美味い!
ねっとりして、どこまでも塩だけで漬けた梅干し特有の酸っぱさ、旨み、懐かしい味わい。
今朝は新茶と一緒に頂きました。
シアワセ??!(o^^o)
Tさんは、乳がんの術後2年の方です。家庭菜園を楽しみ、週に4回のスポーツジムに通い、元気に毎日を送っています。隠ヨガにはまっているそうです。
今は自分でびわコンニャク療法を施していますが、Tさんが治療室を訪れた時は、まだ抗がん剤ですっかり抜けてしまった髪にウイッグをされていました。元気もありませんでしたね。
先週の同期会の時、いつもこの会の常連さんだった友人が、少し遅れて出席してくれたのですが、受付にいた私が思わず、「どなたでしたっけ?」
と聞きたくなる(聞かないで良かった)面やつれした姿で、その友人、Iさんが現れたのです。
可愛らしい美人だったIさん(ごめんなさい、過去形で)は、近況を語る席で、
「実は3年前に、卵巣がんの手術をしました。大変な手術で、抗がん剤で毛という毛が抜けました。ここにも来ようかやめようか随分悩みましたが、吹っ切るためにも来ることにしました」
と、話してくれました。知らない私は、なかなかハガキが来ないので、電話で誘ったのでした。
「どうしたのよ。貴女が来なくちゃ始まらないじゃない!」と。
悩んでたんだな、Iさん、ごめんなさい。でも、来れてよかったね。会えて嬉しかった。
Iさんが、Tさんみたいになってほしいな、と思いながら、電話をかけてみようか考えています。
今日はこれから懐かしい友人が会いにきてくれます。
新茶でも淹れて語り合おうと思っています。(o^^o)