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たんぽぽ日和

息子のマンガエッセイが出版されます

紫陽花が咲き始めました。

昨夜は私の人生の師であり、マスターヒーラーの小林健先生の講演会に行きました。素晴らしい愛についての話。先生の愛に心が満ちました。
今日ニューヨークに帰られます。(私も7月に行きます。(o^^o))

その会場に行く途中、九州の息子からライン。

お母さん
今、嬉し涙です!!
やっと単行本販売開始となりました!
6月12日より。
http://amzn.to/2r405aG

「ひらもとの人生道」という、息子の人生を綴ったマンガです。
難産の結果、高度難聴という障がいを持って産まれた息子大介の波乱万丈の人生模様を描いたものです。
凄い私の形相で、この世に生まれてくるシーンが1話なのですが、それには大分抗議しました。
母親を何と思っているのだ。と。^_^;
本が届いたら、またご紹介します。

でも、まず息子の初めてのマンガエッセイ、祝出版、おめでとう!??

新茶と梅干し

患者のTさんから、また家で漬けた梅干しを頂きました。この梅干しが美味い!
ねっとりして、どこまでも塩だけで漬けた梅干し特有の酸っぱさ、旨み、懐かしい味わい。
今朝は新茶と一緒に頂きました。
シアワセ??!(o^^o)

Tさんは、乳がんの術後2年の方です。家庭菜園を楽しみ、週に4回のスポーツジムに通い、元気に毎日を送っています。隠ヨガにはまっているそうです。
今は自分でびわコンニャク療法を施していますが、Tさんが治療室を訪れた時は、まだ抗がん剤ですっかり抜けてしまった髪にウイッグをされていました。元気もありませんでしたね。

先週の同期会の時、いつもこの会の常連さんだった友人が、少し遅れて出席してくれたのですが、受付にいた私が思わず、「どなたでしたっけ?」
と聞きたくなる(聞かないで良かった)面やつれした姿で、その友人、Iさんが現れたのです。
可愛らしい美人だったIさん(ごめんなさい、過去形で)は、近況を語る席で、
「実は3年前に、卵巣がんの手術をしました。大変な手術で、抗がん剤で毛という毛が抜けました。ここにも来ようかやめようか随分悩みましたが、吹っ切るためにも来ることにしました」
と、話してくれました。知らない私は、なかなかハガキが来ないので、電話で誘ったのでした。
「どうしたのよ。貴女が来なくちゃ始まらないじゃない!」と。
悩んでたんだな、Iさん、ごめんなさい。でも、来れてよかったね。会えて嬉しかった。

Iさんが、Tさんみたいになってほしいな、と思いながら、電話をかけてみようか考えています。

今日はこれから懐かしい友人が会いにきてくれます。
新茶でも淹れて語り合おうと思っています。(o^^o)

バラが咲いた

あちこちのバラ屋敷が見頃です。
今の自転車稼業の楽しみ。
不思議なことは、バラ屋敷は伝染する?
ここ一帯、競うようにバラ屋敷が続くのです。

バラの手入れが大変なことは、祖父が庭で育てていた子供の頃を思い出してもよく分かります。
よく「トドロキバラエン」に行ってバラの苗を買いに行っていました。当時の肥料は、じかに人糞をかけていたっけ。^_^;
いつも祖父の姿は庭のバラの側にあって、手入れしていました。蔓バラの垣根も作っていましたね。60年以上前の事です。

よくこの時期楽しみにしていたバラ屋敷が、ある年からなくなっていたことがありました。
手入れをしていた方が、亡くなったのか、病気にでもなられたのか。
アーチや垣根だけが残されている庭は、満開のバラで埋め尽くされていた情景を知っているだけに、殺風景で寂しいものでした。お会いしたことはありませんでしたが、バラ屋敷のガーデナーの不在を庭が語っているようでした。

我が家にも、赤いバラが咲きました。
手入れもしないのに、健気に毎年咲いてくれる「ういやつ」、です。^_^;

同期会の花

患者のAさんのお宅の近くに咲いていたこの花の名前が分かりました。
カルミア、というそうです。
咲きそろったところしか見なかったのですが、下の写真は、金平糖みたいな蕾がいっぱいのところで、これも美しい。
これを見つけたのは、渋谷のホテルのロビーでしたが、昨日はここの宴会場で、高校の同期会が開かれました。
今回は、じゃんけんで負けた私と友人たちが幹事。何回も足を運んで会場を決めたり、入念な打ち合わせを重ねました。

そして迎えた当日。26名の懐かしい顔が集まって、飲み、食べ、語り、大いに愉快なひと時を過ごしました。
ホテルは大正解でした。おもてなしの奥義を極めたスタッフが、流れるように、さりげなく、会を盛り立ててくれました。
何しろ、65歳以上は飲み放題、という洋食のコースです。余り飲兵衛はいませんが、途中でビールやワイン、ソフトドリンクを幹事が頼んだり、飲み物が切れていないか気を配る必要なく、絶えずスタッフが回ってグラスを空にしないでくれたことは、この会を盛会に導いてくれた陰の力だったと思います。
もちろん、我々幹事の力も。d(^_^o)

女子校で、中には小学校から大学まで長く通った人もいたのですが、高校の3年から、6年、私は短大まで8年、というように、高校の同期会ではあっても、人生の、思春期の長くを関わった学校の卒業生なのです。
学校時代の話、先生の話、それからの長い幸せや苦節の話、子供孫の話、介護や自分の病気の話など、話は尽きません。
実によく笑いました。転げ笑いました。泣き笑いもしました。

お祭りが終わり、去りがたく、ホテルの下の階のラウンジに集まっていた時、写真の花を見つけました。
「この花、何て名前か知ってる?」
皆んなが集まって、わいわい話していたとき、ひとりが、
「知ってるわ。カルミア、っていうのよ」

検索してみました。
花言葉は、
「優美な女性」(o^^o)うふふ