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たんぽぽ日和

神無月になりました🌾

すっかり更新をサボっておりました。σ(^_^;)

 

友だちから「たんぽぽ日和どうしたの?」と催促があり、しまった、でも読んでくれてて嬉しい、と思う私。

書くことは山のようにあるのに、ただ怠惰・・

そういえば、信州育ちの母が、

「ずくが無い」

と良く言ってました。だらしない、とか怠け者という意味でしょう。

写真は、家の前の垣根に咲く金木犀。今年はそんなに匂いが強くありませんでした。

 

さて、昨日は土砂降りでした。

ようやく辿り着いた蕎麦屋「風の陣」は、よくこのブログに登場しますが、訪問患者Iさんの施設のすぐ近くにあります。

そこでびしょ濡れの雨具を脱いで、今年初のニシン蕎麦を注文すると、Iさんの施設の職員さんから電話。

「午前中Iさんが受診していたクリニックから電話で、診察が遅れて帰りが遅くなるそうです。

今日はキャンセルにして下さい」

ええ〜!Σ(‘◉⌓◉’)

「今風の陣でお蕎麦を注文したところなんです」

と言うと、いつもの職員さんは、

「ごめんなさい。お気の毒です。」  

と笑ってくれました。

 

次の患者さんまで時間があったので、ゆっくりお蕎麦を食べ、山を下りました。風の陣もIさんの施設も山の上なのです。^o^

 

先月お見舞いに行ったSさんが、どうしても退院したい、と言い出され、本当に困りました。

家で最期を迎えたい、という望みを叶えるには、どうしても越えなければならない問題があるのです。それは夜間の排泄。Sさんは、どうしてもオムツにはできないのです。

脚力が弱くなったSさんは、人に抱えられてポータブルに座って用を足しています。夜間は1時間から2時間おきなので、介護者が側にいないとできない。それが主な原因で緩和ケア病院に入ったのですが、家に戻るためには、その問題をクリアしなければなりません。(夜間の家政婦さんは、1 晩2万かかるのです。)

私もヘルパーの学校で、オムツで用を足す、という宿題が出たのですが、どう頑張っても出ませんでした。(^^;)

そして、頑張ってこの問題と向き合ったSさんは、疲れ果てて言いました。

「もう無理。ここで暮らす事にするわ」

たったこれだけのことなのに、とは言えません。家で最期を迎えさせてあげたい。Sさんの望みが叶いますように!

 

急に寒くなりました。毎年届けてもらっている灯油屋さんに今年の灯油の値段を聞くと、「1缶2380円です。まだ上がるでしょうね」と言われました。何もかも値上げ、今年の冬はとりわけ寒さがこたえそう!

 

 

 

 

 

 

名月の夜🎑

一昨日は十五夜でした。

わが家の名月は、無風流だけど、自転車置き場越し。(o^^o)

美しい大きなお月様でした。

子どもの頃、縁側にお団子やススキをお供えして家族で見たことを思い出します。

昔はこんな風習が当たり前のようにあったんだなあ。豆まきも、大豆を炒ったものを撒いたり、柊とイワシの頭を玄関に飾ったり、ちゃんと家庭の行事として行われていましたね。

 

昨日は、Sさんのお見舞いに行きました。

Sさんは、やはり治療室に来られているK

さんのお姉さんで、身体のあちこちに腫瘍ができてしまう病気でした。

3年半前に、病院に検査に出かける朝、急きょうちの治療室に二人でやって来られました。

「病院には行かない、民間療法で治してみたい」と言われて、ビワのコンニャク療法と、ケイシー療法を始められました。

1年して、マコモ療法にも取り組まれ、一時は全部の腫瘍が小さくなる驚きの結果を出すほどに。

しかし、楽観的で呑気なSさんは、次第に療法をサボるようになり、ここ1、2年は訪問するたびに気力を失われていきました。腫瘍は大きくはならないけれど、肺や心臓に小さい腫瘍がたくさんできて、呼吸の苦しさ、肺に水が溜まる

といった症状に悩まされます。

月1回訪問治療していましたが、8月が最後になりました。Sさんは緩和ケア病院に入られたのです。

 

今ならどこの病院も厳しい面会の規制がありますが、その病院は1時間の区切りで、2名までのお見舞いが許されています。清潔で、驚くほど看護師やヘルパーさんたちが感じが良く、ケアも行き届いています。

8階の病室からは、遠く海まで望むことができました。

それまで、人生で数えるほどしか医者や病院と関わってこなかったSさん。家で死にたいの、とずっと言って来られたのに、

「Sさん、今どんな気持ち?」と聞くと、

「安心ですね」と一言。

妹さんや介護の人がしょっちゅう来ていたとはいえ、独居の住まいの夜は不安だったのでしょう。

「でも、いつだって帰ってきていいのよ、ベッドもそのままにしてるからね」

と妹さんが言うと、にっこりされました。

面会の間、手足をさすっていましたが、妹さんの持ってきた餃子やトウモロコシを少し食べたり、おしゃべりしたりとあっという間の1時間。

 

どうかまたお見舞いできますように。

SさんもKさんも私とつよいご縁で結ばれているのです。

「今度は私が先生の治療室に行きますね!」と嬉しい言葉をいただきました。^o^

 

 

 

 

 

私の夏休み

本当は昨日今日と、八ヶ岳の友人の家で過ごすはずだったのです。

が、連日雨の予報で、「仕方ないね〜、雨の八ヶ岳はやめたほうがいいね〜」とキャンセルすることに。σ(^_^;)

昨年はお天気で、とても楽しい八ヶ岳を満喫したのですが。

 

さて、私も娘も仕事をキャンセルしたので、この休みをいかに過ごすか、ということになりまして・・

 

娘は4日とった休みで、急きょ北海道の旅に出かけました!^o^

私は?といえば、家でゴロゴロを選択。

したかったのです。ゴロゴロ。

 

映画を見たり、本を読んだり、youtube見たり、ゲームしたり、ひたすらゴロゴロ。

その間一日一食にも挑戦。食べたいものを午後3時に調理して、あとは飲み物を飲むだけ。

なんかスッキリしてこういう食べ方もいいな。

 

まあ、事務仕事もしましたが、3日間大いに休んで英気を養いました!

写真は、前の日に行った蕎麦屋「風の陣」で久しぶりに食べたお蕎麦。大きな海老天が幸せ!

 

明日から仕事です!

娘も帰ってきて、楽しい旅の話に花が咲くことでしょう!

お土産は、カニ。宅急便で木曜日に届きます。楽しみです❣️

 

息子一家との夏休み❗️

台風の上陸した日、13日に九州から息子一家が帰省しました!

 

この日から、わが家は7人家族になります。

到着した日は、お好み焼き。

手巻き寿司、ギョーザ、焼き肉パーティと毎晩ご馳走が続きました。

中3、中1、小4の食べ盛りです。

大人4人と合わせて、どれくらい食べるのか、毎日の買い出しに頭を悩ませました。

焼き肉では、これでは足りない、と嫁がまた買い出しに行き、本当に足りなくて助かった一幕もありました。

 

毎朝繰り広げられる宿題の山、ゲーム合戦、兄弟ゲンカ、そして嫁の怒声・・(o^^o)

もう帰省の定番です。

花火をしたり、カードゲームに興じたり、孫との時間を楽しみました。そして、夜は息子たちと一献傾けながらのおしゃべり・・(まあ、もっぱら飲むのは九州女の嫁ですが)

 

そして、18日の朝、彼らは大きな荷物を手に去って行きました。信州の旅に行くのです。(祖父母のお墓参りです)

台風一過。大変だったけど、何か寂しい・・

 

さあ、仕事仕事。新しい訪問患者さんができて、気持ちに張り合いができました。

まだまだ働きます!

美しい夏の雲を見ながら、☁️残りの夏を満喫したいと思うたんぽぽさんなのでした。^o^

 

 

 

 

 

 

砂浴じりじり

砂浴に行ってきました!

前日は午前中に雨でしたが、当日の土曜日はからっと晴れて、熱中症注意報の出るほどの暑さ!

砂浴のグループは現在13名で、この日は6人の参加。患者さんのKさんと一緒に行きました。

 

三浦海岸には10時過ぎに到着し、早速砂を掘ります。1人ひとりパラソルが立ててあるので、太陽の移動も考えながら、なるべく上半身が日陰になるよう掘ります。11時に早お昼をとって、イザ入砂。^o^

この日は正午からとても強い風が吹きはじめました。砂つぶてがバシバシと顔に当たります。サンバイザーやタオル、サングラスで顔を覆っていても、顔が痛い!

そして、さらに直射日光の強いこと。1時間半ほど寝ていると、顔に日が当たりはじめました。

しまった!日光の移動予測を間違ったようです。あちち、と起き上がり、違う場所に砂をほることに。

お隣さんを見ると、風でパラソルが一部破れています。それでも、顔に日があたろうが、風が吹きまくろうが、気持ちよさそうに寝ています。

水を飲んだり、買ってきたグレープフルーツやゆで卵を食べたり、のんびりと海を見ながら2時半頃まで過ごし、帰り支度をしました。

 

Kさんと、三浦海岸の食堂に入り、ビールを飲んだり餃子を食べてひと休み。

去年は、Sさんと帰ったなあ、とふと思い出しました。Sさんも民間療法で頑張って治療をしている、患者さんでもあり、尊敬できる同志でもある人でしたが、今年から体調を崩し、ご主人のいる中国地方に行かれました。どうしているんだろう、と気にかかります。

 

さて、砂浴は顔だけ出して、ほぼ全身を砂に埋めますが、右手は時々出して水を飲んだり、砂をかけるために出しておきます。お陰で右手だけ真っ黒に焼けてしまいます。(^^;

 

こんがり焼けた右手を見ながら、私の夏が来たんだなあ、としみじみ思うたんぽぽさんでした。

 

 

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