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たんぽぽ日和

お花見なくなりました!🌸( ; ; )

 

 

昨日、前から計画していた高校時代の友だちとのお花見がなくなりました。

桜を見ながら、ぶらぶらするくらいならいいんじゃない?という発案でしたが、そこに集まるために電車移動するのが怖い、このご時世だから、と言うのがキャンセル理由。そこに加わった「高齢者だし」が、ちょっと引っかかるたんぽぽさんですが、致し方ありません。(笑)

 

来年は見ようね!とラインで言い合いながらお流れにしました。(T ^ T)

 

コロナ禍は、いよいよ日本でも自粛を迫られるようになりました。

お花見どころではありません。

マーケットに買い物に行っても、すごい行列です。棚によっては空のところも。

ニューヨークの健先生も、治療院を締め、先生もご自宅のある山に行かれました。

ニューヨークの街はゴーストタウンです。

日本でもこんな日が来るのでしょうか?

 

さて、少し嬉しいニュース。

先週の日曜日、Sさんのところに出張治療に行きました。

Sさんはお元気で、治療室まで行きます、と言ってらしたけれど、無理してはいけないという家族の忠告で、私の方から行くことになったのです。

 

マッサージしていくと、「あれ?」と手が止まります。何回も何回も確認しましたが、間違いありません。

「Sさん、塊が小さくなってる!」

「ホント?」

Sさんは、サルコイドーシスという、身体のあちこちに肉腫ができてしまう病気で、肺にもできたことで、呼吸が苦しくなったり血痰が出たりしていたのですが、病院には行かず、民間療法で治している最中なのです。

治療室に来られるようになって、もう1年たちました。

びわのコンニャク温湿布とマコモ風呂などをされています。

 

4カ所の塊のうち3ヶ所が、3分の2ほどの大きさになっているのです。

背中の肩甲骨の上にあった塊は小さくなって、周囲がシワシワになっています。

「すごい、すごい!」

呼吸も楽になっているそうです。

 

あまり手離しで喜ぶと、次回元に戻っているといけないので、万歳は小さめに。

「Sさん、頑張ればいいことありますね!」

 

民間療法の力、恐るべし!

でも、たんぽぽさん、帰りのバスの中、心の中で万歳万歳と飛び跳ねておりました。^o^

 

 

 

 

 

 

あの日 3.11

あの日から9年たったのですね。

 

9年前の3月11日午後2時46分、私は実家で、母のマッサージをしている最中でした。

 

母は脊柱間狭窄症で、その頃痛みでほとんど寝て生活していました。

突然ぐらっと来て、私が大急ぎで玄関の扉を開けに行き、母のもとに戻ろうとした時、起き上がれず這って移動していた母が、何と手すりにつかまりながら廊下を歩いてくるではありませんか!

 

「お母さん、立って歩いてる!」

と言うと、

「私だって歩けるわよ」

と母。

 

その日から、少しずつ母の腰痛は改善したのですから、不思議な話です。

 

あの日、実家で見た津波の映像はショックで、あの日を母と過ごすことができたことは、お互いに有り難かったことだと、後でしみじみ話しました。

 

母と暮らしていた弟は、東京下町の自分の事務所から、何とか次の日に帰ってきました。

 

家にいた専門学校生だった娘は、マンションの人たちと隣の駐車場で揺れがおさまるのを待ったそうです。夕方私が帰ると、「本当に怖かった!」と抱き合って無事を喜びあいました。

 

その夜、暗い夜道を歩いて、近くのコンビニに娘と行き食料を買おうとしたら、棚が空っぽだったことに驚きました。しばらくは落ち着かない、暗い気持ちで過ごしたように思います。

 

「なんか、あの夜のことを思い出すね」

と娘。

「そうね、ものが無いわけじゃないけど、お店が閉まってたり、人通りが少ない静かな町を見てると、確かにあの夜を思い出すわね」

 

コロナ騒ぎでショッピングセンターはしばらく閉鎖、静かな夜の通りを娘と自転車で併走しながら、今日は近くの温泉へ。

1ヶ月前はいっぱいで40分待ちだった温泉は、信じられないくらい閑散としていました。

ゆったりとお風呂と岩盤浴を楽しみ、さっき帰って来たところです。♨️

 

Iさんの住む障害者施設は、来週からお休みです。治療にバスで来られるSさんもキャンセル。でもしかたありません。早くこの騒ぎが収束しますように!

おひなさま🎎

風邪で寝込まれていた95歳のYさんが、ようやく床上げされました。

 

「一昨日急に娘夫婦が来て、押入れからおひなさまの箱を出すと、あれよあれよと言う間に飾ってくれたの。今年はおひなさまとお会いできないと思ってたけど、また会えて嬉しいわ」

 

昭和10年頃、4人の娘のためにお父様の誂えた7段飾りのおひなさまだそうです。

 

5年ほど前までは、7段を組み立て、すべてのおひなさまを飾っていたというYさんです。さぞや見事なことだったでしょう。

なかなかこんな大きなおひなさまにお目にかかることはありません。

疎開させて、なんとか戦禍を免れたおひなさま。保存状態も良く、お顔も着物もお道具も美しい。男雛の差している刀は、ちゃんと刃がぬけるのにもびっくりしました。

 

「もう自分はダメかもしれない、施設にいよいよ行こうかしら」

と、寝込まれていたときは、大分弱気だったYさんです。

「でも、おひなさまを見てたら、もう少し家で頑張れるかもしれない、って思うようになりました」

 

お母さまを勇気づけた娘さんご夫婦、グッジョブ!(^o^)

つれづれなるままに・・

 

このイラストいいでしょう?お気に入りで、スマホの待ち受けです。

 

さて、たんぽぽさんのはまっているものの1つに、ユーチューブがあります。

もう、多岐にわたって見ています。最初は・・恥ずかしながら「大食い」でした。そもそもスズメの胃袋で少食な上、食事を色々制限したり、食生活に気をつけているので、もうなんでもパクパクの大食いの人には、「そんなに食べたら胃に負担が」とか「ラーメン汁までそんなに飲んで、塩分が多いよ」とか、「添加物いっぱいなのにな」とか「炭水化物ばかり」とか、ハラハラして見ているくせに、「あんな風に食べてみたいな。見るだけで幸せな気分」になっちゃう私。人の胃袋で満たされないものを満たしているのだろうか。少し背徳的、後ろめたさも感じながら、マックス鈴木とかロシアン佐藤とか腹ペコツインズなんかを見ています。σ^_^;

これがスタートで、もう暇な時は、お笑い芸人の中田敦彦の政治や歴史の講釈や、令和新選組の山本太郎たちの演説、駅やロビーに置かれたピアノを弾く様々な人(プロもいます)な演奏、結婚式で繰り広げられる踊り(お父さんお母さん参加型もあります)などなど、もうテレビより面白い!(^O^)

 

今好きなのは、「たつおと海子」。キャンピングカーで、全国をまわってキャンプをする動画なのですが、他にもまったり系のキャンピングカーでの動画も好きですが、たつおさんたちは群を抜いているのです。

この若い夫婦は、スポーツが好きで、海辺ではサーフィン、雪山ではスキー、川ではフィッシングを楽しみます。もうそれだけですごい動画なのですが、キャンプをするためのノウハウ、料理(海子さんお得意)、そしてキャンピングカーへのこだわりは、脱帽です。ソーラーを屋根につけたり、車は全部たつおさんのDIYで、断熱材から水回り、電気系統まで全てにこだわって作っています。

この夫婦は、もしかしたらユーチューバー同志の結びつきかもしれません。仲のいい2人が、雪山でキャンプしたり、その土地案内や温泉を紹介するのを見るだけで楽しくなります。

冬の海でサーフィンしているのをみて、本当にびっくりしました。(^^)

そうして、この2人が、大好きなキャンプをして、どうやって食べてるんだろう・・とふと考えた時、

「そうか。彼らはユーチューバーだった!」

ことに気がついたのです。

好きなことを発信しながら、そこから収入を得る、そしてさらに次のステップアップをする。

好きな事をしながら生きる!

究極の生き方ではないですか!

しかも、見る人を癒してくれるのです!

 

子供たちの「将来なりたい職業」の上位に輝くユーチューバーは、なるほど、とうなづけるものがあります。

 

私も発信してみたい!とも思うたんぽぽさんですが、このブログアップだけで精一杯、ノウハウに無理があります。「今年古希のおばさんの綴るユーチューブ」面白いんだけどな。

そんなこと、思う日々なのでした。(^o^)

 

 

 

遭難した話

 

梅の花があちこちに咲き出し、まだ寒いけど、着実に春がやって来ていることがわかります。(^^)

帯状疱疹のE.Tさんも、転倒肘打ちのH.Tさんも風邪のYさんも大分良くなりました。

皆さん高齢だけど、回復力は強い!

 

さて、北海道の冬景色のテレビをみていたら、ふと私が小学2年の時、遭難しかけた事を思い出し、書いてみたくなりました。長くなりますが、まあ聞いてください。(^^)

 

場所は青森県。横浜から来た転校生だった私は、父の転勤先である七戸(しちのへ)という町で、 初めての大雪の冬を迎えました。何しろ子どもですから、スキーやソリ遊び雪合戦など、楽しい体験がいっぱい。冬休みが長いことも嬉しかったなあ。(^o^)

 

それは確か冬休みが終わった土曜日のこと、学校の帰り道、友だちと別れてからひとりで家路を急いでいました。吹雪いていたのと、お腹が空いていたから、早く帰りたくてたまらない。

いつもは畑をぐるっと回って社宅の入り口に出るのですが、社宅の一番奥にある家までまだまだ時間がかかります。

 

ふと畑の向こうを見ると、すぐそこに私の家があるではありませんか。家の煙突から煙があがっているのも見えます。

 

なあんだ、畑を突っ切ればいいんじゃない。

子どもですから、いつもは畑や林が遮って見えないけど、今日はたまたま雪が積もっていて近くに見えただけなんてわかりません。

 

ズボズボと畑に足を踏み入れました。ショートカットするつもり、ブルトーザーになったつもり。早く帰ろう!

 

ところが雪は重く、すぐに足が取られました。長靴に雪が入ってきて抜くこともできない。身動きできない!

辺りは吹雪いて、人影もありません。後戻りしようにも足が抜けないのです。

叫んでも、わあわあ泣いても、どうしようもない。家はすぐそこに見えるのに!

 

あの心細さ、怖さは今も忘れません。

子ども心に、「死ぬかもしれない!でも死ぬのは嫌だ!」と強く思いました。

必死でしたね。長靴を抜いだような気がします。ただただがむしゃらに雪をかきわけながら突き進みました。家まで実に長い道のりで、薮とか坂道もあって、えらい苦労したのを覚えています。玄関は、天国の入り口でした。

 

「ただいま!」

「あら、遅かったのね!・・どうしたの?」

母の呑気な声を聞きながら、 涙と鼻水をつららにした小さな雪ダルマは玄関で大泣きしていました。(^^)

 

私が、少々のことではめげない強い女に成長したのには、こんな出来事もあったのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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